顧客満足論 プレゼンテーション要項
 
<概要>
顧客満足論の講義をうけて、次のうちいずれかのテーマでグループを編成し、具体的な事例を調査して第10-14回の講義時間に5~10分程度のプレゼンテーションを行う。
※発表日の1週間前までには内容を近藤に提出する。修正を求めることがある。
<指定テーマ>
   以下のいずれかのテーマをとりあげる
    ・すぐれた顧客満足の実践を行っている企業をとりあげ、具体的に事例を紹介する。
    ・顧客満足の視点からみて問題のある企業/業界をとりあげ、改善提案をする
<グループの編成>
自主的なグループ編成を基本とし、3~6人を原則とする。2人以下しか組織できなかった者は、適宜よせあつめてグループを編成する。7人以上のグループは分割する。
<グループの登録>
グループについては、第3回の講義で登録する。その後予備調査をふまえて取り上げるテーマや事例について決定し、発表する。
<プレゼンテーションの運営>
プレゼンテーションの運営方法、発表の形態、評価方法などについては各グループ代表者で協議して決定し、受講生にはかる。
<プレゼンテーションの形式>
   原則としてPowerPointを利用するが、必ずレジュメを準備すること。
 
 
準備にあたっての注意
 
 毎回の講義90分を、その回のプレゼンテーション担当班が協力してプロデュースしてもらいます。したがって、自分たちでプログラムを作り、受講生が勉強になるような充実した内容を準備してください。次の点に気をつけて準備を進めてください。
 
1.講義全体のプロデュースについて
①各グループの順番を単に並べるのではなく、どのようなつながりを作っていけばよいか考える。
②司会者とディレクターを配置し、時間を管理する。
③近藤がコメントする時間(個別なら各班2分程度、一括なら全体で10分程度)や、カード記入の時間も考えておく。
 
2.評価について
 内容とプレゼンテーションのよしあし両方をふまえた評価シートを、各回の代表者で協議して作成してください。また、プレゼンテーション、試験、出席の配点を考えて提案してください。
 
3.各班のプレゼンテーションについて
(1)内容について
①興味のあることだけを発表するのではありません。自分たちで決めたテーマ(顧客満足の視点から優れている企業・組織をとりあげてなぜ優れているのか解明するか、問題のある企業・組織をとりあげて改善提案をするか)について、受講生にきちんと説明しなければなりません。
 
(2)資料について
 一冊の本、一カ所のwebsiteだけにたよるのではなく、複数の情報源を使ってください。特に、次のようなものはぜひ参照してください。
 ・業界や企業の基礎データについて:各種政府統計、日経テレコン、就職ガイド本も役に立ちます。
 ・最近の状況について:雑誌(「ダイヤモンド」「日経ビジネス」)、新聞記事(「日経流通新聞」)等
 ・各企業や業界団体の公式ホームページ    ※公式でないホームページにはたよらないこと
 なお、データの出所(参考資料リスト)は必ず明示してください。出所の不明瞭なデータや内容はまったく役にたちません。
 
(3)プレゼンの方法について
 ただレジュメを棒読みするだけではプレゼンテーションになりません。逆に、PowerPointなどでビジュアルに凝っても、中身がなければなんともなりません。
①図表を使う・・・グラフなどを使うと、状況が把握しやすくなる。
②対話的に進める・・・受講生にマイクをむけたり、手を挙げてもらって数を数えたりするとよい。
③重要なポイントを明確にする