何か、本にのっていることをそのまま言っている だけのような感じがしたので、結局 何が言いたいのかよくわかりませんでした。 何が言いたかったのでしょうか? 高橋  まさにホテルのCSについて、雄弁な前田氏が オークラを例に説いたのです。今回の発表は 少ない発表時間の都合上、ケーススタディーがメインに なってしまい、確かにご指摘の通り、考察を述べるのが 不十分でした。 中島  CSをわかりやすく説明するために、目に見える サービスを販売している業種、特にホテル業界、中でも 「ホテルオークラ」を例に取り上げました。 前田 >実は、本に載っているまま、ではありません!  この橋本氏の本は若い営業マンに宛てた、ホテルオークラ  を1流ホテルに成長させた彼の人生経験に基づく、  対人関係「How to」の本です。又は、人生の本です。  (話の一環として個客満足が出てきますが。)  その中から、顧客満足的な視点から見て、「何故このような  サービスをするのか」という「Why」発想を本に、この講義  に使えそうな件を持って来て、私どもなりの解釈をつけました。  しかし、自分の意見のみを喋ったというのではないので、  一見、「パクリネタ」のようには見えます。確かに。 >アンサティスファクションを発生させない方法  (不満をかわす方法じゃない?という指摘もいただきましたが)  として、『接客』では、どういう方法かあるのか?と思い、  オークラの事例を4つのテーマにまとめてみました。  結論として、「これからの接客は〜であるべきだ」といった  分かりやすい提言はありません。  普段の生活であらゆる接客サービスを受ける際に、私どもの  レジュメが記憶の片隅にあれば、アンサティスファクション  を発見しやすいように。人生の一助になれば幸甚であります。 はじめに書いた図がよくわからない。 レジュメはまだわかりやすかった。 顧客満足につながっているのか理解しずらかった。 高橋  はじめに書いた図は前田氏のみぞ知る。  (当初の打ち合わせには無かったので。) 中島  黒板の図は、あの時初めて見ましたが、私はこう理解しました。 「例えばマクドナルドは顧客の求めている最大公約数のサービス (安い、早い、うまい)を提供すれば問題ありません。この3つ サービスを皆が特に求めているからです。  しかし、ホテルの場合はそうはいきません。なぜならばマクド ナルドとは違い、ホテルに泊まるお客は「快適に過ごす」ための サービスを受けたがっているからです。快適に過ごすためのサー ビスとはある人は「きれいな部屋」であり、ある人にとっては 「外界からの孤立」であったりと人によって様々です。  このようにホテルにおいて、お客の求めるサービスを提供する には最大公約数のサービス(風呂がきれい、ご飯がおいしい)では 明らかに不十分なのです。つまり、アンサティスファクションが 簡単に発生してしまいます。だから、足らない分のサービスを 提供する=アンサティスファクションを発生させないためには 「従業員の柔軟な対応」が必要なのです。 前田 >ホテル(=宿泊施設)には、  Aさんが不倫で泊まるかもしれないし  Bさんはディズニーランドに行く為に泊まるかもしれません。  そして、それぞれ『泊まる』ことのほかに、  Aさんならば、「2人をそっとしておいて欲しい」と思うし、  Bさんは「道がわからないから世話して欲しい」と思う。  そういう場合には個別の対応が必要です。  という意味で、簡単なイントロをしたかったのですが、  そうですか。しくじりましたね。 >レジュメは、上手に話せなかった場合を想定して(?)  「レジュメだけ読んでも分かる」ように文字数いっぱいまで、  ねばって詳しく書いてみました。  レジュメ改善に協力してくれた友人に感謝します。 >確かに、積極的な「満足」について述べたのではありません。  減点をへらす為の裏の努力について述べました。 黒板に書いた図が意味わからん。 話しが大げさすぎて内容が飛びすぎている気がしました。 後の2人は何のためにでてきたのですか? 高橋  しゃべり方が個性的なのはともかくも、話しが大げさすぎた とは意外な意見です。むしろ時間さえあれば前田氏は さらにハッスルして皆様を楽しませてくれたでしょうに。 残念。無念。 中島  二人芝居(ホテルの従業員&お客)をしようと思っていたの ですが、時間がなかったので何もできませんでした。 前田 >もっと落ち着いて喋れば良かったです。あせってました。  準備した割に上手くいかなかったので落ち込んでいます。 >時間無いから、マイク分担とか、止めといたほうがいい  だろうと言う事でした。別に、それだけです。 オークラに限ったことではないので オークラらしさについての発表ではないと思う。 高橋  確かに。「ホテル」のCSと題すべきだったかも 知れません。 中島  そう思います。しかし、企業理念=消費者の持っている 企業イメージ、だとしたら顧客満足を第一に考えたマーケ ティング活動がどれだけ重要かということは、理解してい ただけたと思います。 前田 >その通りです。ほんの『例』のつもりでオークラを  挙げましたから。色々と応用を考えてみてください。 >4項目目『わがままの横行は「オークラらしさ」を失う』  という事でも、「ローソン」や「ルイ・ヴィトン」やら  「松下電工」「ホンダ」や「立命館」etc。何でも当て  はめてみてください。  顧客満足に関して、企業の「らしさ」や、『特色』や  『お約束』『雰囲気』というべきか、ある種の期待を抱い  ているのを裏切ってはいけない。という意味です。 何がホテルオークラの事象なのか わか りません。ただ、喋りがたのしいです。 高橋  前田氏の話術ですなぁ。 中島  レジュメの裏面の事例はすべてオークラ話です。 前田 >ページ裏面に出てくる話は全部オークラで実際にあった  話です。浴衣でうろうろする件などです。 >有難う御座います。m(_ _)m 質問でも何でもないんですが、 もっと時間があって欲しかった。 おもしろい話だったので。 中島  時間があればさらに面白いプレゼンになっていたと 思います。 前田 >すいません。ベージュの中国服を着た男が、時計を見て  不必要に焦ったのが、時間を浪費した原因です。練習の  時には7分でできるようになっていたのですが。 >1時54分にマイクが回ってきた時に、うわーっ!と思い  ました。進行係め、何だよ、もう!まだ発表していない方、  気持ちの余裕を持って発表してください。 ホテルの現場を見たことある者から質問です。  ホテルの宴会の準備で、接客する制服(ジャケット)でやっている のを見たことがないので、会場の設営で汚れることはないと思うの ですが、汚れるとしたら、皿を下げる時くらいしかないと思うのですが、 どう思われますか?  また、いちいち着替えさしていたら「どんでん(連続した宴会)」 の時はどうするのか? 高橋 お答えしましょう。 この質問をされている方はホテルマンから見た意見に過ぎません。 果たして、お客様の視点から見た場合どうでしょう? 「いちいち着替えていたら・・・」 というのはホテル側の言い訳にしか過ぎず、お客様にとってはどうでも いいことなのです。 一日に10回着替えようが、100回着替えようが、一流のサービスを 提供してこそ一流ホテルといえるのではないでしうょうか? この徹底したサービス精神こそがまさにホテルオークラのCSの秘訣 なのです。 中島  対応方法はいくらでもあります。担当の従業員を増やすとか、 まったく汚れがつかないユニフォームを着るとか、天才的なMC を雇って時間調整をやりくりするとか。 前田 >ホテルの業務としてのご質問ですね。  私『ベージュの中国服を着た男・前田(和)』も一年半ほど、  サービススタッフのアルバイトをしましたが、『汚れないこと』  がベストでしょう。(勿論。当然ですよね。ま、花束の水漏れで  ベちょベちょになったことが1回ありますが。)  レジュメにある通り、「ユニフォームが汚れたら」です。    ドンデンも、あれは営業部の人が無茶苦茶な会場予約を入れたり、  MCさんの司会進行がへたくそだったりしたら、10分で撤収と  新しい設営をしなくてはならなくなったりしますが、あれは営業  かMCさんが、ピンチを事前に回避できるんですよね。本当は。  橋本氏の本は一般向けですので、ドンデンの様子など、詳しくは  書いてないですが、「忙しい」というのは、スタッフのレベルか  人数が足りないと言うことですので、適正なスタッフ配置で、  余裕を作り、合間をみて着替えに行かせているのでしょう。