リゾート経営論
−第2回 リゾートの破綻をどうみるか−
1.(討議)なぜ「シーガイア」は破綻したのだろうか
まず、グループで考えてみよう
論点@なぜシーガイアは破綻したのか〜直接の原因はなにか
・外部環境 観光を巡る動向
バブル
・内部環境 経営者
行政
銀行
・戦略要因 セグメントとコンセプト
費用対効果
立地etc
論点Aなぜそうした破綻に至ったのか、破綻は止められなかったのか
論点B破綻をさせないためには、いつ、どのような手をうつべきだったのか。
あるいは破綻は不可避だったのか。だとすればなぜか。
2.プレゼンテーションの準備
(1)進め方
第8回〜第9回 2回生によるケース・スタディ
第10回〜第13回 3回生以上によるビジネスプランのプレゼンテーション
(2)要項
@2回生:適当なリゾート企業や地域を選び、その成立の経緯および現状と課題を紹介する。
原則として必ず現地に行くか、直接資料を取り寄せること。
A3回生以上:自分たちのリゾートづくりビジネスプランを、この講義をふまえて考える。
既存リゾートや観光地ののリニューアルでも、新規の開発でもよい。
以下の項目を含むこと:戦略的なコンセプト、ターゲットとなるセグメント
立地、交通、地域住民や自治体、環境との関係、
必要なら施設計画、プロモーションプラン
5〜10年程度の資金計画(入場者数や客単価見通しを
ふまえる)
(3)発表形態:レジュメ、投写装置、OHP、(powerpointについては検討中)を用いる。
(4)運営
常任運営委員が企画し、運営委員が交代で司会、進行、準備を担当する。
※一つのグループの発表に対して必ず討論班を設定し、最低でもその討論班からは意見や質
問を提示し、発表班にコメントを求める。他の班からも意見や質問をだし、討議する。
同じようなビジネスプランについてはまとめて発表し、一括して討議してもよい。
(5)グループの構成
原則として4〜6人。3人はありうるが7人以上は不可。
※事情のある人は個人レポートでも可。事情はないがどうしてもイヤという人は減点のうえ可。
個人レポートのテーマはグループ発表のテーマと同じ。8000字程度、締切11月末予定。
回生の混在はみとめるが、3回生以上が多数なのに2回生枠へのエントリーは不可。
3.その他
(1)運営委員の選出
2回生:旧基礎演習クラスから各1名
3回生:各ゼミから1名
4回生以上および小集団に所属しないものから1名
この中から常任運営委員を4名選出。
(2)コメントカードについて
出席はとらないが、毎回コメントカードを集めるので質問や意見を積極的に出して欲しい。
講義への参加意欲旺盛な人についてはボーナス点を出します。