2002/07/08 月曜日 4限
1233990029‐7
木村 佐和子
≪卒論構想≫
¨ テーマ:通販業界について
このテーマを選んだ理由として、まず一点目に私自身が通販の利用者であるということがある。実際に時間とお金を費やして店頭に足を運ぶことなく様々なものを購入することができるうえ、品数が豊富で全体的に価格も割安、商品に関する説明も充実しており全く想像と違う商品が届くということもなく、返品や支払い方法といった面でもかなりサービスが充実してきている。こういった点は大変魅力的である。また、二点目にテレビや雑誌、インターネットといったものを通して通販という存在は私達の生活の中に浸透しつつあり、以前のような不信感は軽減され一般的にも身近に利用されるようになってきている。このように独自のスタイルで特徴を活かしながら、新しい購買の手段としてその地位を確立しつつある通販業界について、これまでの成長の過程や現状を分析しつつ今後の展望についてみていきたいと考えている。
¨ 章立て
序章 〜論点の提示〜
― 通販の魅力(市場研究) ・・・@
― 通販業界の位置付け ・・・A
― 今後の通販業界に必要なものとは(論点) ・・・B
第1章 〜通販業界の現状〜 【@とAについて】
― 成長過程(通販の歴史)
― 商品と流通の仕組み
― 利用者のニーズとその変化+企業の対応 ←例をあげて分析する予定
第2章 〜通販におけるCS〜
― どうやってCSを構築するか
― 従業員の役割
― リピーター・口コミの重要性
第3章 〜課題と対策〜 【Bについて】
― 消費者の不安
― 情報管理
― 高齢化対策
第4章 〜結論〜
通販業界の位置付けを明らかにした上で、なぜ通販が人気を集めているのか(通販の魅力)を示し、それを踏まえて今後の通販業界の発展に必要だと思われるポイントとCSという視点にたって考えていきたいと思う。
¨ 参考文献
― 「よくわかる通販業界」2000年 三田村蕗子著 日本実業出版社
― 「TVショッピングエイジ」1998年 小島健輔 秋山曜子著 中央経済社
― 「しびれるサービス」2000年 中谷彰宏著 ダイヤモンド社
― 「ECビジネス最前線」1999年 前川徹著 株式会社アスペクト
― 「エモーショナル・バリュー」2001年
ジャネル・バーロウ ダイアナ・モール著 砂野吉正訳 生産性出版
― 「シニア世代へのネットビジネス」2000年
橋本家利 高橋洋一郎 山崎伸治著
― 「サービス・マーケティング」2000年 近藤隆雄著 生産性出版
― 「顧客満足型マーケティングの構図」2000年 嶋口充輝著 有斐閣
― 「新世紀流通革命」2000年 山口孝榮著 ダイヤモンド社