• 001
  • ロボット・ダイバー「CoCo(湖虎)」開発

理工学部 ロボティクス学科 運動知能研究室

日本の海底を、
もっと自由に、もっと手の届く距離に。

「水中ロボットを、一人でも扱えるようにしたい」
従来の双腕水中ロボットは、500kg以上ある大きなもの。
その常識を変えたい、と生まれたのが
このロボットダイバー「CoCo(湖虎)」。
重さわずか50kg。従来の10分の1にまで小さくなった。
アルミを使って軽量化し、発泡ウレタンによるフロートで
姿勢を保持するという世界初のアイデア。
2本の腕と手、操縦者に水中の状況を伝えるカメラを搭載し、
タイヤなどを軽々と運ぶことができる。
現在は琵琶湖の環境保全のために活躍している。
いずれ、この「CoCo」が手軽に日本の海底を探索し、
海洋開発の一端を担うはず。