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  • 理工学部の学生・院生が建設。東日本大震災の津波で流された福祉施設を代替

岩手県宮古市復興支援プロジェクト ODENSE(オデンセ)

東北の冬を、もっとあたたかく。

「震災から5ヶ月も過ぎて、今頃ボランティアに来てなんだ。」
2011年8月、そんな言葉もあったのは事実。
震災で傷ついた宮古市ではあったけれど、
その頃にはすでにライフラインも開通し、仮設住宅もあった。
現地の方の言葉も、確かにうなずける。
けれど、5ヶ月経った時だからこそ、必要なものがある。
それは暑さ寒さがしのげるだけでなく、
地域の方同士が心を通わせられる場所。
多くの人に利用してもらえ、
地域のシンボルとなれる簡易集会所をつくること。
それが、このプロジェクトをここで決行した理由だ。
コミュニケーションも、大切なライフライン。
作業から4ヶ月、簡易集会所「ODENSE<オデンセ>」が完成した。
東北の冬を、人と人があたためる。