• 022
  • ミャンマーでのお土産ビジネス

Sin Phyu Lay Co.,Ltd. 新谷夢(2010年経営学部卒)

素敵なお土産を作れば、
その国の魅力を世界中に伝えられる。

民主化の流れを受け、外国人ビジネスマンや観光客が急増しているミャンマー。
しかしながら、「この国には名産品と呼べるお土産が少ない」と彼女は語る。
「素敵なお土産は、その国の魅力を伝えてくれるはず」とも。
「この国の人は笑顔が多く、とても優しい」。だからこそ、
世界中にこの国の魅力を広めたいと考え、「お土産ビジネス」の会社を設立した。
大学時代、周囲の独立志向に刺激を受け「いつか自分も」という思いが現実になった。
日持ちする上に万人に好まれ、伝統的でもあることからナンカタインクッキーを商材に。
日本の友人にも試食を依頼し、繊細な味にこだわった。
しかし、言葉や習慣の違いに加えて、法整備やインフラの不十分さから、
海外での起業は簡単なことではなかった。
それでも「苦労して商品化したからこそ、満足してもらえた時は心の底から嬉しい」
「ミャンマーの魅力を伝え、この国を活性化させたい」。彼女の挑戦は続く。