09.26


2016

韓国イニシエーション実習 2

纐纈 萌恵

韓国イニシエーション実習 2

纐纈 萌恵

821日から94日までCAP生のうち10人は韓国のソウルでイニシエーション実習に参加してきました。韓国では初日こそ暑かったものの、その後は肌寒く、日本よりひと足早く秋うららかな気候を体感してきました。秋晴れで天気も良く、とても過ごしやすかったです。
そんな韓国で、平日の午前は高麗大学に通い、2週間目の午後からはフィールドワークで、3人または4人に分かれて各班で韓国について気になることを決め、調査してきました。私の班は「韓方」について調べるため、京東市場と春園堂韓方博物館を訪ねました。
京東市場では韓方の屋台が所狭しと並び、いかにも体に良さそうな臭いがあたり一面にひろがっていました。春園堂韓方博物館では現代の技術と古くから伝わる韓方の知恵を融合して、実際に今もオーダーメイドで韓方を製造していて、工場も見学させていただくことができました。

韓国の若い人は、韓方よりも現代の科学的な力を信じる人が多いようですが、それでも京東市場のように、街で韓方が売られていたり、有名な化粧品ブランドにも使われていたりしているのをみると、現代にも昔の知恵は受け継がれているのだな、と感じました。
また、このフィールドワークで現地を調べるにあたって、「トウミさん」と呼ばれる学生さんがお手伝いをしてくれました。トウミさんは私たちに、とても親切にしてくれ、目的場所の案内だけではなく、一緒にごはんを食べに行ったり、様々なことについて話したり、とても仲良くなることができました。最終日には別れるのがとても辛かったですが、人との出会いの大切さを改めて感じることができました。
CAP
生になり、今までとても多くの方々との交流がありましたが、一人一人との出会いを大切に、また、今関わってくださっている人全てに感謝の気持ちを持って、これからも過ごしていきたいと思いました。


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