12.04


2016

授業紹介 2 〈キャンパスアジア朝鮮語:既習者)

山本歩奈 田中摩依

授業紹介 2 〈キャンパスアジア朝鮮語:既習者)

山本歩奈 田中摩依

朝鮮語既習者クラスのべヨンミ先生にインタビューしてきました!

 

●授業での雰囲気はどうですか?

6人という少人数で、先生が一方的に説明をするというのではなく、受講生たちが韓国語に翻訳してり、調べてきた事を発表し合って、それに対して比較的自由に話し合えるような雰囲気だと思います。

 

●既修者クラスだからこそのメリットは何だと思いますか?

ある程度の文法が出来ているので、語彙や表現を増やしつつ、言葉を通じていろいろな韓国社会や歴史などのタイムリーな情報をどんどん提供できる。吸収力も早いと思います。

 

●既修者クラスだからこそのデメリットは何だと思いますか?

既修者といっても、それぞれ勉強した期間が違うし、何を主に見てきたか、読んできたかによって違いがあります。それをどこにポイントを当てて、どこのレベルを基準にするかが決めにくいですね。

 

●先生が心掛けていることはありますか?

どうすれば、受講生がさらに大きく、深い関心を持つことになるのかということです。朝鮮半島全体の歴史も含めて、そこに住んでいる人々や社会問題など、1人で得られる以上のこと、深く入るところに何かきっかけを作ってあげること、飽きさせないこと、「もっとやりたい、もっと知りたい」と思えるように出来れば、というのが目標です。また、韓国問題を通して、人に対する思いやりやマイノリティに対する問題意識を身につけることも目標です。

 

●学生の目標とする到達度はありますか?

大学や社会生活で言葉に困って、やめてしまいたいと思わないようにすることです。初修者よりはきつい思いをして宿題も多いけれど、やっておいて良かったと思えることですね。

 

●どうしたら現地に行って言語力を伸ばせるでしょうか?

照れることもあるけれども、日本語ができない人と交わることです。

歴史問題やヘイトスピーチなど、日本の代表ではないのに「あなたどう思うの?」と責められることもあるけど、すべてを覚悟して現地の言葉をつかえる環境を自分からつくることが大切です。自分が関心のあるテーマなどで繋がったり、言葉が流暢じゃなくても通じるので、大学のサークルなど、自分だけの知りあいを作ることが大事です。

 

●キャンパスアジアプログラムについて

一回生の少人数クラスを持つのが初めてで、これからの成長が楽しみです。このプログラムがあることがうらやましいですね。


 

べヨンミ先生について

 ・日本で就職しようと思ったきっかけは何ですか?

自己形成をしたのが日本で、授業で日本の若い学生に韓国に関することを教えることにすごくやりがいと楽しみを感じています。

 ・どうして日本語を勉強しようと思ったのですか?

高校の選択科目で選びました。父親に日本語を勧められたこともあります。

大学ではやっていなかったけれど、3年生のとき短期留学のチラシをみて、日本に来ました。その時、伝わる楽しさを学びました。



 朝鮮語既修者クラスは6人という少人数で授業をしています!先生と韓国語で会話をし、韓国に関する歴史やニュースについて学んでいます。また、みんな互いに意見を発言し合いながら、楽しく勉強しています!既習者の6人で授業後、ご飯に行ったり、べヨンミ先生ともご飯に行ったりするほど、和気あいあいとした雰囲気です!

最後に、ベヨンミ先生、ご協力ありがとうございました。


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