02.10


2018

ホームステイ@高知 ②-2

【1期】孫小荷

ホームステイ@高知 ②-2

【1期】孫小荷

前回からのつづき~


翌日、お父さんが車を運転して、五人での旅行を始めた。彼らは海がよく見えるようにわざわざ私を海に近い側に座らせてくれた。しばらくして車はある駐車場に止まった。元々は和紙を作りにここに来たのだが、年末であるために和紙作りの体験館が休んでいた。少し残念だったが、側にある和紙の工芸品を参観することにした。その後で、「家族」の一員として焼肉を食べて、特別な面白さを感じた。午後、私たちはある伝統的な海鮮市場に来た。あちこちをぶらつくうちに、「くれ天」というお店で天ぷらを買った。ちょっと冷たかったが、えびが入ったから美味しかった。市場を出て、海に面して一緒に記念写真を撮った。帰る途中で、一つのお店に立ち寄った。お母さんによると、このお店はお芋で作られた食べ物で地元で有名だそうである。そうして、お母さんから美味しいお菓子をお土産としてもらった。

ホームステイの最後の日になって、私が午後4時のバスに乗るため、みんなが午前の遊ぶところについて随分悩んでいた。限られた時間で、なるべく色々な高知らしいことを体験させたいというみんなの気持ちに大きく感動した。最終的に、桂浜に行くことに決めた。桂浜に着いて、階段を降りて海辺に来た。海辺で冬の海風が吹いていたので、少し寒かったけれど、広い海の美しさに感心した。そんなに近くで日本の海を見るのは初めてであった。ここの砂をこの前に見た中国や韓国の海辺の砂と比べると、形や色がだいぶ違っていることに気づいた。みんなに聞くと、沖縄の砂も違っていると知って、とても面白いと思った。午後に時間がもう少し残っていて、高知城を最後の目的地にした。お母さんが用事のため、一緒に行けなくなったので、残念ながらもお母さんと別れの挨拶をして出発した。途中で遠回りして、「木曜市」をやっているのを見た。高知城に着いて、「国宝高知城」と刻み込んだ石碑が目に入った。中に入って簡単に高知城を見学してから、室内にあるもう一つの伝統市場を回った後、高知駅に向かって動いた。そして、出発の時間になって、めぶきちゃん一家と別れ、帰りのバスに乗った。

今回のホームステイが私にとって、忘れられない、とても貴重な体験であった。そして、非常に親切で優しいめぶきちゃん一家をずっとありがたく思っている。


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