12.24


2019

日本語教育学科の3回生による日本語の授業

【3期】ジョヨウ

日本語教育学科の3回生による日本語の授業

【3期】ジョヨウ

 12月16日5限、立命館大学日本語教育学科の3年生がキャンパスアジア・プログラムの中韓留学生にクリスマスをテーマにした楽しい日本語の授業をしました。

最初、「クリスマスと言えば」という設問で、クリスマスに関連したものの連想をした。クリスマスといえば、クリスマスケーキやフライドチキンや靴下や恋人やサンタクロースといった連想が多かった。

続いて、中国と韓国のクリスマスの過ごし方を共有し合った。中国と韓国のクリスマスは、日本と同じように、家族、友達、恋人と一緒に過ごすのが好きだ。様々な飾りやランプの列で街をピカピカにする。中国の商店はクリスマスに割引し、インターネットショッピングモールもこの日に割引イベントを行う。韓国人はクリスマスに相手の欲しい物をプレゼントする。

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 そして一緒にクリスマスの話題に関連した文法やこどばを勉強し、その過程で「クリぼっち」という言葉を学んだ。

 そして「クリぼっち」に関連して「クリぼっちはさびしいですか?」をテーマで、面白い議論が展開された。面白い議論というのは、面白いルールが入っているからである。みんなは賛成と反対の二つのグループに分かれて、それぞれ相手にNGワードを作った。議論の際に禁止されたワードを言うと相手チームに5ポイント、相手チームに禁止ワードをたくさん言わせたチームの勝ち。

 賛成側の主張は、クリスマスという祝日の意味は他の人と一緒に過ごすことであり、他の人が一緒にクリスマスを過ごすのを見て自分が一人になってしまうと、さらに寂しくなるということだ。そしてクリスマスは寒い冬の祭りで、他の人と一緒に過ごすともっと暖かくなる。

 一方、反対側の主張は、学生であるため、皆忙しく、クリスマスという祝日を忘れがちだということだ。部屋で一人でテレビを見たり、ゲームをしたり、映画を見たりするのも楽しいので、必ずしもみんなと一緒にいる必要はない。しかもクリスマスは特別な日ではなく、一年三百六十五日の中の普通の日だ。

というディスカッションが行われ、最後に反対側が勝利した。

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 メリー・クリスマス!

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