キャリアセンターについて

キャリアセンターの取り組み

立命館大学キャリアセンターは「学生一人ひとりの希望する進路・就職」を高いレベルでかなえるため、さまざまな支援を行っています。

大学での学びは、正課の授業だけでなく、留学、ボランティア、アルバイト、インターンシップなどの課外の自主的な活動での広がりの中で形成されていきます。キャリアセンターでは、大学での学びを「キャリア形成」の視点で捉え、正課(学部・学科)との連携、社会(企業・団体・卒業生)との連携を図りながら有機的な就職支援プログラムを開発・運用しています。

グローバル化の進展に伴い、日本の経済、産業は国際的な競争にさらされ、これまで以上に雇用の流動化が進みつつあります。そのような中、学生が直面する就職環境は、若干の好転の兆しはあるとはいえ、依然として厳しい状況が予想されています。特に選考の場面では、厳選採用が続いており、基礎学力や教養、専門知識や技能、コミュニケーション能力などが問われることはもちろんのこと、これからの人生の将来像を描き職業を選択するという、これまでの人生で培われた学生ひとり一人の世界観・社会観や価値観が問われるようになっています。

キャリアセンターでは、学部・研究科と連携し、その教育・研究と人材育成の理念を具現化することをサポートする取りくみを実践しています。全学のキャリア教育を推進するキャリア教育センターとの連携・協力、各種インターンシップの開発や運用、就職活動に役立つ実践的なPBL(Project-Based Learning 課題解決型学習)の開発やアレンジなどを通じて学生たちの可能性を拡げ、進路選択をサポートしながら、特に就職(民間企業・公務員)を希望する学生へのガイダンスやコンサルティング、マッチングを展開しています。

沿革

1955年
学生部内に就職課設置 就職斡旋を開始
1979年
「就職問題は教育問題である」ことを全学協議会で確認
1984年
学生部から就職部として独立
1992年
エクステンションセンター設置
1995年
卒業生キャリアアドバイザー(CA)制度をスタート
1998年
インターンシップオフィスの設置
1999年
就職部を「キャリアセンター」に改組 東京オフィスを開設し首都圏で就職支援を開始
2002年
「進路・就職支援の画期的な展開をめざして」策定
2007年
中期計画策定(2010年までの戦略目標)
2010年
「包括的進路・就職支援政策」の策定に向けて 提示
2012年
学部・研究科との「キャリア形成支援における連携」の拡充展開
2015年
「R2020後半期に向けた進路・就職政策(2016年度〜2020年度)」策定

学生生活とキャリア形成支援

立命館大学では、大学の4年間で正課と課外の幅広い学びを充実させることを通じて、将来の夢や目標を実現する力量の形成に繋がると考えています。1人ひとりが自身のキャリアについて向き合い、デザインできるよう、早期の段階から「キャリア形成科目」や「インターンシップ」などのプログラムを提供し、学年が上がるにつれ、実践的な講座やセミナーなどを多く用意しています。

キャリア教育科目 <講義・演習科目>

立命館大学では、「低回生からのキャリアデザイン」を重視し、1~3回生を対象とした単位認定型の「キャリア形成科目」を用意しています。1回生時には、科学的に自己を認識すること、2回生以降は、他者(個人、組織、会社)の科学的理解をテーマに設定。社会で活躍する方々を講師として招く講義などテーマに沿った様々な科目を講義と実習で提供し、確実な自己理解と客観的視点を備え、自己実現へと繋げる支援をしています。

「学びとキャリア」(1回生以上)

〜大学4年間の学びが社会とどのように繋がるかを考える〜
キャリア教育の専門講師を招聘し、様々な分野のテーマについて、学部を跨いでグループワークを行います。多様なものの見方、考え方を身につけ、「自己」や「社会」について考え、これから始まる大学の学びを展望します

「社会とキャリア」(3回生以上)

入学以来の学びを振り返り総括した上で、ビジネス社会や地域社会で活躍する卒業生など社会人を取材し、報告書をまとめます。実社会に出ていく前に、大学での学びを体系的に検証し、自分の行き方や倫理観・正義感・社会的責任等について考察します。

インターンシッププログラム <実習科目>

立命館大学では、学生が大学での学びを実践しより社会で役立つ実践力と使命感を身につけることを目的として、企業や行政、研究機関などの現場を体験するインターンシップへの参加を積極的に推進しています。インターンシップには、単位認定するものと単位認定を伴わないものがあり、2016年度は両者あわせて約1,900名の学生がインターンシップに参加しました。また、学生の目的に応じて様々なインターンシップを用意しているのも特徴です。

「全学インターンシップ」

受入企業での合計40時間以上の充実したインターンシップ研修です。インターンシップの事前・事後にも徹底した指導・サポートを行います(「コーオプ教育概論」)。「学部や専攻での学び」を企業で実践、経験。学習し、自分の適性ややりたいことを検証する機会になります。

「コーオプ演習」

半年間にわたる長期のインターンシッププログラムで、大学院生・学生・学部などの枠を越えた文理融合のチームで、企業・団体等が抱える実際の課題解決に取り組みます。プレゼンテーションや企画立案などの研修も実施します。

キャリアセンターの支援

学生の進路支援窓口であるキャリアセンターでは、40名以上の専門スタッフが個々の相談に徹底的に対応しています。そうしたきめ細かいサポートの成果として、1学年の在籍学生数が7,000名を超える総合大学でありながら、卒業生の進路把握率は98.2%となっており、過去のデータ・情報をもとに「学生一人ひとりの希望する進路の実現」に向けて支援を行っています。立命館大学では、約1,100社を招聘した学内説明会・選考会を行っており、約13,000件の求人が寄せられます。それらを学生と企業とを的確にマッチングしていくことも大きな役割となっています。

スチューデンツ・ネットワーク

大都市圏での就職活動支援(東京キャンパス・大阪梅田キャンパス)

就職活動では、企業の採用説明会や選考会などで東京や大阪に出向く機会も多くなります。こうした学生をバックアップするために東京・大阪に就職活動支援の拠点を設置しています。首都圏での就職活動を支援する東京キャンパスはJR東京駅と直結、大阪での活動を支援する大阪梅田キャンパスはJR大阪駅に地下直結と学生にとって利用しやすい環境を整えています。両キャンパスでは、大学窓口同様に専門カウンセラーによる個別相談や証明書の発行、履歴書の販売、パソコン利用、荷物預かりなどの機能を持ち、またOBOGを招聘しての懇談会実施など積極的なサポートも展開しています。

Uターン・Iターン支援

UIターン就職を希望する学生を支援するため、学内では「UIターンガイダンス」、「各自治体によるUIターン相談会」を実施しています。また、全国を6エリアに分け、立命館大学生のみを対象とした「立命館大学キャリアフォーラム」を実施し、地域に密着した有力企業はもちろん、グローバル展開を行っている企業や、地方自治体などをお招きし、地域で働くことの魅力を紹介しています。現在、23県と就職協定を締結しており、地域と連携したサポートを行っています。

立命館大学キャリアフォーラム参加企業・団体数

  • 北海道・東北・北関東エリア 16社
  • 大阪会場 93社
  • 北陸・甲信越・静岡エリア 24社
  • 中国・四国エリア 28社
  • 名古屋会場 65社
  • 九州エリア 22社
外国人留学生を対象とした就職支援

※徳島県/広島県/高知県/香川県/北海道/福島県/長野県/愛媛県/鳥取県/岡山県/石川県/山口県/福井県/静岡県/熊本県/新潟県/三重県/和歌山県/福岡県/岐阜県/鹿児島県/長崎県/島根県と就職協定を締結(2017年3月末現在、締結順)

スチューデンツ・ネットワークによる支援

3回生の各ゼミから選出されるPL(プレイスメントリーダー)、進路が決定した4回生以上で構成され、後輩支援への意欲が非常に高いJA(ジュニア・アドバイザー)、約2,000名の幅広い年齢層、多様な業界で活躍するOBOGが、学生の就職活動の強力なサポーターとなるCA(キャリア・アドバイザー)、この相互のネットワークが本学の就職支援の最も大きな柱です。特徴的な支援としては、「学内OBOG訪問会」があります。全国からOBOGをキャンパスに招聘し、実際の仕事やキャリアビジョン等を語り、後輩にアドバイスを行います。

スチューデンツ・ネットワーク

企業と連携した支援

【文系対象】業界・企業・しごと研究企画

業界を代表的する企業の方をお招きし、講演やパネルディスカッション、座談会やビジネス体験型ワークショップを通じて、業界・企業や職種への理解、働き方やキャリアビジョンなど、将来の進路について考える機会を提供しています。

主な企画一覧

企画名 招聘企業数
業界研究セミナー(金融、商社、マスコミ、メーカーなど15業界) 33社
独立行政法人 業界研究セミナー 3社
文系BtoB企業合同形式セミナー 69社
職種研究セミナー 8社
ジョブスタディ(パネルディスカッション+座談会) 12社
しごと研究ワークショップ 24社

【理系対象】技術者による講演会やワークショップ

将来、技術者としての活躍を目指す理系学生が「技術者としての志」を育み、自身のキャリアについて考えるための支援として学部3回生・大学院1回生の前期に「理系学生のためのインターンシップ準備講座」、後期に「理系学生のための就活準備講座」を実施し、講演会やワークショップを行っています。講演会では、現場の最前線で活躍している技術者を講師に招き、業界最先端技術の紹介や、今後の技術革新・発展の可能性、技術者としてキャリアを歩むことの醍醐味について講演いただいています。またワークショップでは、実際に研究開発や生産過程で扱われている材料や機材に触れ、モノづくりの工程や業務を体感しながら、技術者としての仕事の進め方、考え方について理解を深めています。これらの2016年度の理系学生対象企画には、延べ約500社の企業が参加しています。

参加企業の主な業界

自動車・自動車部品・機械 / 電機・電子部品・半導体 / 化学・食品・素材 / 運輸・エネルギー / 土木・環境・建築 / 情報・ITサービス など