キャリア教育科目とは

科目概要

学びとキャリア

科目概要

全学横断的に配置されている「キャリア教育科目」の導入科目に位置づけられ、容易には解決できない現代社会における諸課題について、専門家の基礎レクチャーを受けた上でグループ議論することを通して、大学で学ぶことの意義を理解する。グループワークは学部横断型のチームによって行い、多様な価値観や専門分野を超えた視点や考え方に触れる。これらを通して、「自己」や「社会」、さらに立命館大学での学修課程を見つめ直すことによって、大学での学びを体系化し、今後の学びについて確かな展望を持つことを目指す。

到達目標

  1. 大学での学びがスタートする時点で、確かな学びの展望を持つことができる。
  2. 能動的に学ぶ姿勢を身につけることができる。
  3. 多様な価値観を理解したうえで、自己の考えを表現することができる。

仕事とキャリア

科目概要

全学横断的に配置されている「キャリア教育科目」の形成科目に位置づけられ、幅広いゲスト講師から多様な働き方(業界・職種・キャリアステージ)の講演を聞いた上で、仕事(職業人生)の広がりや意味、期待される成長プロセスを理解し、自己の長期的なキャリアビジョンを構想する機会とする。ゲスト講師の講演内容をより深く理解するために、事前・事後学習としてグループワークを行う。グループワークは学部横断型のチームによって行い、多様な価値観や専門分野を超えた視点や考え方に触れる。

到達目標

  1. 外的キャリア(業種・職種・キャリアステージ)と内的キャリア(その仕事を個人がどのように捉えているか)の両面から他者のキャリアを理解できる。
  2. 多様な仕事や働き方への理解を深め、自己の選択の幅を広げることができる。
  3. 他者理解の上で、自己の成長プロセスを含めた長期的なキャリアビジョンをイメージできる。

コーオプ演習(理論) 2019年度以前入学者「コーオプ教育概論」

科目概要

企業や団体から提示されるテーマについて、チームで活動を進めるために必要となる基礎的な知識と考え方を修得する。 「コーオプ演習(実践)」において問題発見・課題解決に当たる場合はもとより、産官学連携に基づく様々な体験的学習に参加する場合の基礎とする。

到達目標

  1. 問題発見・課題解決プロセスを踏まえて企業活動を分析検討することができる。
  2. 多様なメンバーによるプロジェクト活動を推進するための基本を理解し活用できる。
  3. 創造的な企画立案を行うために、問題発見・課題解決プロセスを活用することができる。
  4. チームの検討内容を分りやすくまとめ、他者に伝えることができる。
  5. 企業を取り巻く環境の変化について常に情報を更新し、自らの活動に反映することができる。

コーオプ演習(実践) 2019年度以前入学者「コーオプ演習」

科目概要

学部横断的に編成されたチーム(6名程度)が、企業や団体から提示される現実のテーマに基づき、問題発見・課題解決のプロセスに沿ったプロジェクト型の活動を行う。チームメンバーは各々の専攻学問を踏まえてプロジェクトに参加し、多様なメンバーの協働によって現状を多角的に分析・検討した上で、解決策の提案を行う。

到達目標

  1. テーマを論理的・批判的に分析・検討し、チームでの結論を導く過程に貢献することができる。
  2. 創造的な企画立案を行うために、問題発見・課題解決プロセスを活用することができる。
  3. チームでの検討過程や導かれた結論を、他者に分りやすく伝えることができる。
  4. 困難な場面においても、自律的な学習意志や態度を発揮することができる。

社会と学ぶ課題解決 2020年度以降入学者のみ受講可

科目概要

連携企業から提示される実社会の「リアルな課題」に対する解決策をチームで議論し、提案する。これらの経験を通して、課題解決に必要な能力を理解・修得するだけでなく、「自分は何が得意か」「大学での学びを将来どのように役立てたいか」等を考えるキャリア形成の機会とする。課題解決は学部横断型のチームで自律的に実施し、社会の一員として当事者意識を持って能動的に参加する態度を身につける。

到達目標

  1. 目的意識を持って主体的に学ぶ姿勢を身につける。
  2. 大学での学びを「社会」や「社会で求められる能力」と結び付けて考えることができる。
  3. 多様性のあるチームで、効果的に協働するための基本的な能力を身につける。
  4. 課題解決に必要な基礎的な能力を身につける。

キャリア教育科目とは