教員紹介

鈴木 岳海 准教授

鈴木 岳海教授

専門分野
  • 映像人類学、記録映像制作
プロフィール

甲南大学大学院人文科学研究科応用社会学専攻博士後期課程修了。博士(社会学)。映像作品「the Image gatherer」、「手のひらの地蔵盆」、「神と仏と人と 戸隠地蔵盆」、「聖なる手 異なる京菓子」など。
京滋阪神地域をはじめネパールにおいて、祭りや成人儀礼などの伝統的な年中行事について比較調査をおこない、ライフストーリーや身体技法に関わる映像作品の制作を行っている。

メッセージ

映像人類学は、人々と映像によって関係を構築し、映像を用いて民族・社会・文化を観察しながら、その場に関わる人たちと映像を共有することで互いの経験と知識を循環する営みといえます。またカメラの前で起きている諸現象について、とくに文字では表現することが難しい感覚や身体技法、関係性などを映像と音声を用いて表現し、資源化する研究活動でもあります。関係性と共有性を軸として、感性を包み込む映像人類学的な視点は、自分自身を絶対視せず自身の枠を縮めたり、膨らませたり、スライドさせながら生きる糧となると思います。

主な担当科目

映像人類学、映像人類学実習、ドキュメンタリー映像実習

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