プロフィール
立命館大学大学院政策科学研究科博士課程終了。博士(政策科学)。立命館大学政策科学部助手、滋賀県立大学非常勤講師、立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー、立命館グローバル・イノベーション研究機構専門研究員を経て現職。
社会科学とインタラクティブCGの融合をテーマに研究活動を展開している。独自開発の視覚化システムを用いて「裁判/供述データの視覚化」「地域ナラティブのWeb共有」「組織の視覚的マネジメント」「理由のデジタル表象技法」などに関するプロジェクトを手がける。近年は、デジタルゲームをデータ科学や情報デザインの観点で考察する取り組みもおこなっている。
メッセージ
現代社会を特徴づけるものとして、史上類をみない圧倒的な情報流通量があげられます。こうした状況下では、情報やデータは分析の対象になるばかりではなく、クリエーションの素材としての価値を持ちます。昨今のインフォグラフィックス制作やデータ視覚化研究の隆盛は、まさに、データ(分析)と創作活動のあらたな関係性を示しているといえます。これは「インタラクティブ映像」の文脈においても、あらたな潮流であるといえ、インターネット時代のグラフィック制作の一形態として定着していくでしょう。映像学部では、ゲームやWebコンテンツにおけるデータの捉え方について、学生の皆さんとクリエイティブな観点から考えていきたいと思います。
主な担当科目
映像基礎演習Ⅰ・Ⅱ、ゲーム制作実習、ゲーム制作実習Ⅰ、プログラミング演習Ⅰ・Ⅱ