リニア映像
- 所属教員
- 北原 聡、品田 隆、谷 慶子、深沢 伸行、藤岡 幹嗣、松陰 信彦、松本 ヨシユキ、山本 浩史
プロフィール
南山大学外国語学部卒業。
株式会社ナムコ、ハリウッド映画の美術部門を経て株式会社セガ・エンタープライゼスにて’93年よりCG制作開始。5年連続でSIGGRAPHに入選したほか、London Effects & Animation Festival、NICOGRAPH、Art Futuraなどでの入選歴多数。愛知万博では「能・狂言」とコラボレーションした大型CG映像を制作。
ハリウッド映画が大好きで、新作は可能な限りすぐに映画館で鑑賞し、演出方法をチェック。ハリウッド映画に関連するキャラクター・グッズも多数収集している。また、豊富な渡米経験を活かし、北米研修の引率も担当。
メッセージ
近年、CG技術の発展はめざましく、実写と判別できないほどフォトリアリスティックなCG映像が簡単に作れるようになりました。しかし、一方で個性的でオリジナリティに満ちたCG表現はあまり見られなくなってきました。CGは、イマジネーションさえあればそれを完全に映像化できる素晴らしいツールです。アイディアや個性を駆使し、誰も見たことのないようなCG映像を制作する素晴らしさを、今一度私たちと考えてみましょう。
主な担当科目(2012~2016年度)
CGⅠ・Ⅱ、CG実習Ⅰ~Ⅲ、CG概論
プロフィール
大阪芸術大学芸術学部映像計画学科卒業。
株式会社電通映画社CM制作部、テレビ局制作部を経て1988年シナダディレクションオフィス設立。
CM、企業PV、産業映画、ドキュメンタリー、イベント映像など幅広い分野で企画・演出として作品を手掛ける。映像学部設立時からリニア映像制作監督パートを担当。
メッセージ
映像は視覚、聴覚を刺激する総合芸術と言われています。瞬時に、感覚的に、本質を伝えることができるメディアだからこそ、創り手は限りなくクリエイティブでなくてはならないと考えています。その創造性を映像に定着させるには、発想力、論理的思考力とディレクション力を身につけることが重要です。その能力を生かし、観ている人の感性を刺激し、心を動かす映像とは何かを皆さんと共に考えていきたいと思います。
主な担当科目(2012~2016年度)
映像制作実習Ⅰ~Ⅲ、企画シナリオ実習
プロフィール
大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業。同科教授だった中島貞夫監督から「脚本を書きたかったらまず現場を勉強してみなさい」と薦められ、卒業後東映京都撮影所へスクリプターとして入所。以来数々の映画やテレビの制作現場に携わる。2003年、脚本『タイ・ブレーカー』が第29回城戸賞で準入賞。以降シナリオライターとしても活動を開始。文楽鑑賞、食べ歩き(?!)に始まり、乗馬やスカイダイビングに挑戦するなど、日々好奇心を失わないことをモットーにしている。
メッセージ
今は誰もが簡単に映像表現ができる時代となりました。そんな一億総監督時代(?!)に、どうすれば観客の心を捉えられる作品を作る事が出来るのか? それは日頃どんな経験をして『そこから何を考えたか?』ということだと思います。日常に起きる楽しい事、辛い事、悲しい事…その時感じた想いにこそ、共感を得られる事がたくさん秘められています。経験を積めば積むほど、その引き出しは増えて行くでしょう。面白い作品作りのできる人は、自分の人生を面白く生きている人だと私は思います。どうぞ『この今』を思い切り楽しんで下さい!
主な担当科目(2012~2016年度)
映像制作実習Ⅰ~Ⅲ、特殊講義(専門Ⅲ)「映画シナリオ制作論」、特殊講義(専門Ⅳ)「映画制作論」
プロフィール
大阪芸術大学芸術学部映像計画学科卒業。
日本映画撮影監督協会会員(JSC)。キャメラマン第一回作品「遠山の金さん(主演:松方弘樹)」(村川透監督)。以後、「IZO」(三池崇監督)やTVドラマなどを手掛け現在に至る。
松竹撮影所内の立命館スタジオに和室や洋室のセットを建て込み、実習授業を行っている。
メッセージ
表現媒体としての映像は言葉や文字以上に伝える力があります。映像表現は各自の個性から生まれてきます。人々に感動や希望を伝える映像を表現することは、自らの感性を高めていくことです。映像表現を通して人間の本質を掘り下げ、社会に関わる自分自身を見つめ直しそして、他者とのコミュニケーションが生まれるような作品制作を一緒に考えていきたいと思っています。
主な担当科目(2012~2016年度)
映像制作実習Ⅰ~Ⅲ、撮影技術照明実習、特殊講義(専門Ⅳ)「映画制作論」
プロフィール
大阪芸術大学大学院芸術制作研究科動態表現1(映画・映像)修士課程修了(芸術制作)。映画術を基礎に置き、フリーとしてビデオによる記録映像や、ドキュメンタリー作品、TV番組、表現映像の制作を続けている。地域や地元に映像は何が出来るのかを研究している。関西の歴史が好きで、歴史番組も制作している。記録映像の分野では、近年は東南アジア(ベトナム・ラオスなど)の芸能の調査をおこなっている。
(猫が好き。携帯はガラケーです。)
メッセージ
映画・映像を用いることで、個人が抽象的に持つ感性感覚をイメージ化し、具体的に作品として表す事が出来ます。その一方で作品を完成させるまでには、様々な問題を乗り越えていく必要があります。それらの問題を乗り越えながら表現活動をおこなう実行力や、それに耐えうる精神力こそが、表現者にとって欠かせない重要な要素です。作品完成への道のりを通して、ものづくりの実現能力と精神を皆さんと共有したいと考えています。
主な担当科目(2012~2016年度)
映像制作実習Ⅰ〜Ⅲ、特殊講義(専門Ⅳ)「映画制作論」、企業連携プログラム(松竹グループ/ほっとママ広報映像制作)
プロフィール
大阪電子専門学校映像学科卒業。日本映画・テレビ録音協会会員。録音助手として東映京都テレビプロダクションでTV時代劇を中心に従事した後、『真夏の少年』で録音技師デビュー。以後、映画・TVドラマ等で活動する。主な作品歴は『魔界転生』『男たちの大和 / YAMATO』『憑 神』『利休にたずねよ』『海難 1890』。二度の日本アカデミー最優秀録音賞受賞。
メッセージ
デジタル技術の進展が日々急速に拡大、拡散している中、映像メディアの多様化に伴い、音響制作も従来の専門分野という枠組みだけでは捉えられなくなりつつあります。映像制作の現場から仕上げに至るまで、『サウンド・デザイン』という視点を通して、作品への深い洞察力と鋭い五感を養いながら、作品制作を一緒に考えていきたいと思っています。
主な担当科目(2016年度)
映像音響技術実習、映像実習Ⅰ・Ⅱ、映像制作実習Ⅰ~Ⅲ
プロフィール
東京写真専門学校映画芸術科卒業
「タナカヒロシのすべて」でキャメラマンデビュー。映画、TVを中心に撮影監督として活動している。近年では「津軽百年食堂」「いきてるものはいないのか」「シャニダールの花」「みんな!エスパーだよ!」「ソレダケ / that's it」(2015年5月公開)
趣味で野鳥の撮影、特にフクロウ、ワシタカ系が好き。
メッセージ
日々進化するデジタル化の波が映像業界にも押し寄せている。アナログ技術では表現できなかった映像が今日のデジタル技術の進歩により思いのまま表現できるようになった。それに伴い機材の進化に対する柔軟な適応力等も必要となってきている。表現者としての皆さんが、若い感性でデジタル技術を上手く使い、観客に何を伝え、何を感じさせ、何を表現するかを一緒に考えていきたいと思う。
主な担当科目(2012~2016年度)
映像制作実習Ⅰ~Ⅲ、撮影技術照明実習
プロフィール
大阪芸術大学芸術学部映像計画学科卒業。撮影の仕事を少しかじった後、1989年から東映京都撮影所で編集に従事。
2011年から立命館で教えるかたわら、フリーの編集者としてドラマなどの編集にも携わっている。
映画、特に特撮やアニメが子供の頃から好きでこの業界に憧れを持っていた。学生時代は映画館で年間100本くらい映画を鑑賞。一番好きな映画は「2001年宇宙の旅」。
映画(映像)は仕事になってしまったが、今では食玩やガチャガチャにはまり、気に入ったシリーズがあると熱くなっている。
メッセージ
映像は編集されて作品となっていきます。無駄な部分を削ぎ落とし、構成し、エフェクトやタイトルを加え仕上げていきます。そうして人に見せられる形になり、初めて作品と呼ばれます。素材を生かすも殺すも編集者の腕次第。撮りっぱなしの映像を己の技術と感性で素材に磨きをかけ作品に仕上げていく。編集者は必殺仕上人です。(殺したらアカンやろ)
私の担当は実写系映像の編集ですが、作品を仕上げるということは全ての映像に共通することだと思います。皆さんがここで学び、制作をされ、良き作品に仕上げられることを期待しています。
主な担当科目(2012~2016年度)
映像制作実習Ⅰ~Ⅲ、映像編集技術実習