映像制作実習

映像制作実習

仲間と力を合わせ、映像作品をつくる。

  • 実習を通じて、映像制作に関わるさまざまなスキルを身につける。

  • カメラワークなどの技術とともに、チームワークの大切さも学ぶ。

監督や照明、カメラなど、
各々の学生がやりたい仕事を担当。

「映像制作実習Ⅱ」では与えられたテーマをもとに、チームごとに3分間のショートムービーを制作します。監督や照明、カメラ、音響など、学生は自分がやりたいパートの仕事にそれぞれ取り組み、私はロケ地の申請やスケジュールの作成・管理など、主に全体を統括するプロデューサーを担当。それ以外にも、ミーティングを取り仕切ったり、パート間の連携の橋渡しをしたり、全体の調整を手がけます。時には厳しく接することもありますが、直後にきっちりフォローするなど、スタッフ一人ひとりに気を配り、円滑に制作が進むように配慮するのもプロデューサーの大切な仕事ですね。なかでも私が意識しているのが、みんなが楽しく作業を進められる環境をつくるということ。楽しくやることでお互いに何でも言い合える雰囲気が自然と生まれ、それがより良い作品づくりにつながっていくと思います。

学期末に上映会を実施。
第一位をめざす。

今回課題として出された共通のテーマは「窓」。私たちの班は、窓を通るとタイムループし、時間がリセットされてその日の朝に戻るという設定のもと、「厄日」というタイトルで「会社での失敗(遅刻)を取り戻そうとタイムループするけど、また別の事柄(資料を忘れる)で失敗をする。ダメな日は何をやってもダメ」という話を考えました。現在は脚本が完成し、絵コンテなどを詰め、これから本格的な撮影が始まるところ。映像や脚本、照明、音響など、各分野の先生が丁寧に指導してくださり、それぞれの工程の技術を実践を通して高められるのも同授業の魅力です。学期の最後には全16チームによる作品の上映会が開催され、狙うのはもちろん第一位。見ている人たちにテーマや意図をわかりやすく伝えるとともに、ほんのりとしたユーモアを感じてもらえる、そんな作品づくりをめざします。

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