15classライオンズゼミ

どんなことを学ぶゼミですか?

「このゼミでは、インタラクティブ・メディアやエクスペリメンタル(実験的)・メディアに関連したテーマを扱います。特に、音響芸術(Sound Art)、コンピューター音楽(Computer Music)、視聴覚パフォーマンス(A/V Live Performance)システムに強い関心があるほか、ライブパフォーマンスのためのインタラクティブ音響芸術や視聴覚システムにも注目しています。
これらの分野で創作的な制作を行ううえでは、利用するソフトウェアの一部を作成する必要があるため、学生にはプログラミングの習得を勧めています。

どんな活動をしていますか?

前期においては、プログラミング環境"Processing"などのツールに触れるとともに、プロジェクトの企画を進めるにあたりブレーンストーミングが行われます。3回生前期の間に第一の試作を、そして後期には第一のプロジェクトを完成させることが目標です。4回生になると、卒業制作としての完成に向けて、作品を拡張・洗練していきます。
年に数回、国内外で活動する有名なメディア・アーティストやパフォーマーなどをゲストスピーカーとして招いており、時には、学生がディナーパーティを行ったり、一緒に昼食を取ったりすることもあります。過去には、ライブパフォーマンスのイベントも企画しました。

所属する学生はどんな印象ですか?

メディア芸術(Media Arts)や芸術・テクノロジー(Art & Technology)関係のテーマに関心を持っている学生が多く集まっています。各自がそれぞれテーマを選んでプロジェクトに取り組んでいるので、ゼミ全体では、多様なテーマに関するプロジェクトが行われています。創作的な制作に取り組むにあたり、学生は自立的に作業しています。

過年度の卒業論文/卒業制作

  • 「Enactive mandala: Sonigraphical Brainwave Display」【インスタレーション】
    (SIGGRAPH ASIA 2014のポスターハイライトに選択された)
  • 「Experimental films」【実験映像】
    (Internationales Kurzfilm Festival Hamburg の「Juror’s Award」にノミネート。 世界30以上の映画際、アート展示会等で上映された)