02class川村ゼミ

faculty Profile

どんなことを学ぶゼミですか?

「映像マネジメント」をテーマに、ミュージアム、文化会館(公共ホール)、映画祭など、主に公共的な枠組みの中で“活用”される「映像」のあり方について、各人の主体的な関心に沿って、考察を深めることを目的としています。
上映会、展覧会などのイベントに積極的に参加し、作品のみならず、その運営方法や課題についても語り合える場にしていきたいと考えています。実際に上映会や展覧会の担い手になることもあるかも...。

どんな活動をしていますか?

3回生前期は、京都および関西で実際に活躍しているアート・マネージャーの方々にインタビューをし、これを冊子にまとめる活動を行っています。3回生後期から、卒業論文執筆に向けて、各学生が研究課題を提案・発表していく形になります。4回生は、自らの研究テーマを深め、卒業論文の執筆を進めていきます。
映画祭が集中する夏から秋にかけて、ゼミ全体で国内の映画祭に参加します。映画祭は体験してみなければ、その魅力を知ることはできません。これまでも、山形国際ドキュメンタリー映画祭、アジアフォーカス・福岡国際映画祭、広島国際アニメーションフェスティバルなどに参加してきました。
毎年秋に元・立誠小学校特設シアターなどを会場にして開催される「京まちなか☆音楽映画祭」では、川村ゼミ枠を提供していただき、上映作品の選定にも関わっています。

所属する学生はどんな印象ですか?

映画のみならず、演劇、音楽、マンガなど、多方面に関心を寄せる学生が多いと思います。演劇サークル、音楽サークルに所属し、自ら公演イベントをプロデュースした経験のある学生もいます。そうした学生の発案で、木屋町のバーが提供するスペースを活用した音楽イベントをゼミで実施したこともありました(京都市内の大学のアイリッシュトラッドサークルが集って、フリーセッションをしました)。映画館でアルバイトをしたり、博物館のインターンシップに参加したりする学生もいます。

過年度の卒業論文/卒業制作

  • 『バニラ・スカイ』に見るリメイクの可能性 -リメイク映画における批評性を巡って-【論文】
  • 滋賀会館シネマホールの設立・運営の文化政策的背景について【論文】
  • アニメと地域振興-マチ☆アソビを例に-【論文】