06class鈴木ゼミ

faculty Profile

どんなことを学ぶゼミですか?

実際に現場に行って、自分の目で見て、人と話をして、関係を作って、その中で映像作品を作っていくゼミです。
調査地域や作品のテーマは、社会的な問題から身の回りにある生活用品や些細な出来事まで何でもアリです。キーワードとしては、儀礼、祭り、身体技法、物質文化、音文化、伝統、口頭伝承、記憶、癒しなどでしょうか。
人々との交わりの中で映像作品を制作することを通して、「自分の専門」を見つけていきます。

どんな活動をしていますか?

ゼミでは、各自の関心と視野を絞ることを目的とした文献調査と映像分析に加え、フィールドワークの研究計画と途中経過の発表、映像上映と講評を行います。映像作品の講評では、卒業生や大学の学生、ダンサー、写真家などのゲストをお呼びして、多様な視点から意見を聞くことができるようにしています。
合宿では、様々なフィールドに足を運びますが、その現場で何かを記録・観察し、発表する活動をします。具体的には、フィールドの暮らしを体験するために、稲刈りをしたり、薪で風呂に入ったり、映画祭で映画漬けになることもあります。
学生がともに、歩き、観察し、考え、話をし、汗をかき、食べ、飲み、互いに刺激しあうことが、ゼミの活動です。

所属する学生はどんな印象ですか?

一人で作品を作りたい人が集まっています。こつこつ個人で作品制作をする、漫画家になるために活動している、洞窟探検をする、ライブやフェスに行きまくっている学生など個人での活動をメインとしている人をはじめ、自治会活動や学生映画祭の主催、映画制作などを楽しんでいる学生もいますし、その関心は多種多様です。
全体としては、知らないことを楽しめる人、知らないことからはじめることを苦にしない学生が多いと思いますね。

過年度の卒業論文/卒業制作

  • 『手の中のわたし』手の身体所作を形成する諸要素についての記録と考察【映像作品】
  • 『Re:SOUND』音と記憶の想起をめぐって【映像作品】
  • 『家族の船』グローバル化時代における家族のあり方の研究 【映像作品】
  • 『宙に浮くハイヒール』表現媒体となる身体とものの関係を探る研究【映像作品】