CAREER

「EIZO JUNCTION×CAREER FAIR(ジャンキャリ)2015」開催レポート②

2015.11.04

レポート①では10月17日(土)に開催された「ジャンキャリ2015」の「仕事人研究企画」についてレポートしました。今回②では、映像学部生の「今」を出展・発表する「映像学部生発信企画」のレポートをいたします!
「ジャンキャリ2015」では、上映・発表部門が17作品、展示部門が34作品出展されました。

●映像学部生発信企画【上映・発表部門】
上映・発表部門では、CG・実写映像・メディアアート・研究活動発表など映像学部の多様な学びを象徴して、多岐にわたる作品や取り組みが上映・発表されました。企業講師の方々にも大変丁寧な講評を多くいただきました。


CG>「3DCGでのワンカットムービー制作」


<映像人類学>「SUMBA CAVE PROJECT 2015


CG>「<ビジネス>「『お笑い』から見るテレビ離れについて調査」


●映像学部生発信企画【展示部門】

展示部門では、ゲーム・アニメーション映像・メディアアート・VR(ヴァーチャルリアリティ)など、実際に「触れて感じる」ことができる作品が勢ぞろいしました。小さいお子さんや高校生など家族連れの参加も年々増えていて、出展する学生の作品プレゼンにもいろんな工夫が感じられました。


<ヴァーチャル・リアリティ>「VRそうかえん」


<ゲーム>「NUMBER REACTOR


<メディアアート>「星座探し」


●ジャンキャリ・アワード各部門最優秀賞受賞者の紹介

ジャンキャリでは、出展した作品・取り組みを参加者全員が評価し、最優秀賞を決める「ジャンキャリ・アワード」を実施しています。賞は【上映・発表部門】と【展示部門】それぞれ1名に与えられました。

【上映・発表部門】最優秀賞 八田友也さん(CG作品『CGでドラムプレイを再現』)


★八田友也さん受賞インタビュー★
アワードで自分の名前が呼ばれたときは、ボーっと座っていただけなので思わず「エッ!?」と声が漏れました。挙動不審になっていたと友人が言っていました。
出展した作品は、授業課題で制作した3DCGアニメーションです。





内容はドアを蹴破ってスタジオに侵入してきたゴリラが、わりと高度なドラムプレイを披露するも途中でスティックが折れた事に激怒し、最終的にドラムを破壊するというものです。楽器演奏の「音」を基準にアニメーションを付けるという普段とは逆の手順を踏まなければならず苦労しました。また、制作時間が短い実習課題としては約1分と尺が長いため、画のクオリティを維持しながらいかにすばやくレンダリングを行うかという点も難しかったです。

今後はいい仕事をするCGアーティストになるため、知識と経験を蓄えていきたいと思います。まずは、今のゼミでの制作を満足いくものに仕上げることが当面の目標です。



【展示部門】最優秀賞 原口航詩さん(ゲーム作品『一人称視点のフライトシューティングゲーム』)


★原口航詩さん受賞インタビュー★

受賞は正直、「もしかしたら」という期待もありましたが、いざ、自分の名前が呼ばれたときには嬉しさと緊張で頭の中が真っ白になりました。
今回の作品は、映像研究科院生の土岩健吾さんと共同で作りました。「Oculus Rift」というヘッドマウントディスプレイを使用して、視点を360度移動させることができ、まるでコックピットに乗っている感覚を体験できます。




やはりこの
Oculus Riftを導入した点が高く評価を受けたポイントだと思います。知っている人は多くても、実際に体験したことのある人はまだ少なくて、それが目を引いたのではないでしょうか。いただいたアマゾンギフトカードは共同制作者の土岩さんと二人で分けて使いたいと思います!

ジャンキャリは映像学部で毎年10月に開催しています!
来年も多くの方々のご来場を心よりお待ちしております