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2015年度「立命館映像展」レポート②

2016.03.04

「立命館映像展」2日目のレポートです!

【2月20日(土)】

<上映会場>

上映2日目です。今年は上映作品ごとにフライヤーを作成しました!作品と同じようにフライヤーにも個性が。会場にはスタートから学生、一般のお客様、映画出演者・関係者の皆様、学生のご家族などが入場し、シアターもにぎわいました。映画が始まるまでの間、作品プログラムや手に取ったフライヤーをじっくり読む方も。毎年来て下さっている一般の方もおられ、スタッフも嬉しい限りです。




今年度は唯一の修士制作上映作品となった大学院映像研究科村井勇太監督の映画「空虚装置」。主人公スチールカメラマンのフトシが日本の原風景を撮る旅の中で、出会いや過去の記憶との葛藤を通じて自身と向き合っていくロードムービー。監督挨拶では、制作の裏話やスタッフへの感謝の意を静かに、それでいて熱く語ってくれた村井さん。



2日目上映最後の作品は、安芸徳洋監督「愛し~その目に空は見えず~」。結婚に悩む主人公高宮晴男が、自身の結婚観の根源を探るべく、父親に祖父母の結婚に至る話を聞きにいく。祖父母の物語を聞き終えて、晴男は決意を新たにする。祖父母の若い頃の時代風景を再現することに非常に苦労したという安芸監督。



<展示会場>

展示初日。この会場では二度目となる展示。昨年より更に多くの入場者に作品を見てもらおうと会場前で学生スタッフもビラを配ります。昨年の開催でわかったことは、イオンモールの催し会場にはたくさんのご家族連れがふらっと立ち寄ってくださるということ。今年も小さいお子様連れやご夫婦でメディアアートやゲーム作品をじっくり体験いただく場面が多く大盛況でした。


今年の展示はVR(ヴァーチャル・リアリティ)の作品が多かったのが特徴の一つ。メディアでも話題の「オキュラスリフト」(写真は壺井啓太さんのVRゲーム作品「CHIVIL」)を用いたゲームやシミュレーションが参加者にも大人気でした。当日の京都新聞朝刊でもとりあげていただきました!

 

中島理紗さん制作webアプリケーション作品の「不満吸収Webシステム『TOTOL』」は、ストレス社会に生きる私たちのための不満解消システム。トイレの便器に向かって各々が不満を叫ぶと、それを水、ではなくweb空間に流してスッキリさせてくれます。


2日目の来場者は、上映会場が約244名、展示会場が約405名でした。特に展示は昨年の倍ほどの入場数!本当にありがとうございます!

次はいよいよ最終日のレポートです!