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2015年度「立命館映像展」レポート③

2016.03.08

2015年度「立命館映像展」 最終日のレポートです!

221日(日)】

<上映会場>

最終日。松平優梨花監督の『白鳥の羽ばたく力は強く』はアイドルを主人公とした映画。かつてトップアイドルだったかのんの人気は、今は後輩モデルに奪われている。再ブレイクを狙って様々な現場に挑戦するが、周りで不思議な事件が起き始める。主人公が所属するアイドルグループのライブハウスでのパフォーマンスシーンがその楽曲ともあいまって印象的。


3日間の上映作品の最後は、司会も務めた高橋昇吾監督作品「かえりみ」。ダンスへの情熱を失った主人公律子は、新しい仲間とダンスを再開することになる。過去にとらわれ、練習をする目的を見出せなくなっていた律子だが、仲間との衝突を超えて成長していく。圧巻のダンスシーンもさることながら、各々が練習に取り組む姿勢は、律子だけでなく、観る人の心も動かされます。


上映シアター横のギャラリースペースでも3日目のモニター放映がおこなわれました。川原田彩乃さんの作品『birthday』では、3DCGにおける感情表現をテーマに、かわいらしい女の子が描かれました。



映像展上映会場のリーダーを務めてくれた久野くん、荒牧くんを中心に3日間出展者・3回生も含む上映スタッフも頑張りました。


<展示会場>

2日目の展示会場。前日の大入りを更に上回る入場者数でスタッフも大忙しです。イオンモール前でのビラ配布で知って来てくださったというご家族連れも多く、子供たちも作品でたくさん遊んでくれていました。



映像研究科2回生石川紗季さん制作『みんなでつくろう!かみコップタウン』と『となりのる~ぶる美術館』は、既に実施されたワークショップの成果を展示。「そうぞうりょく」を人の内側から引き出し、発揮してもらおうと企画されたこのワークショップ(詳細はEIZO VOICE《2015.10.17》参照)。いろんな人の「そうぞうりょく」が作品となったぬくもりのある作品となっています。


杉本安秀さんのバーチャルリアリティシステムを用いた『Tele-FACE』は、ヘッドマウントディスプレイを装着すると、その人間の頭の動きと遠隔地にいるロボットの動きが連動し、またそのロボットが見ている景色が装着したヘッドマウントディスプレイのモニターにも映し出されるという作品。遠く離れた友人とのコミュニケーションをもっと身近にできる未来を感じることができます。




<閉会式>

閉会式では、映像展学生委員のリーダーが長かった準備期間と映像展3日間をそれぞれの熱い思いと共に語りました。達成感でいっぱいの学生やスタッフのいい笑顔が映像展のラストを飾りました。


映像展委員リーダーを勤めてくれた原口くん(左)、久野くん(中央)、荒牧くん(右)。

 

2015年度立命館映像展は上映・展示の3日間で総計1600名以上の方々にご来場いただきました。お越しいただいた皆さん、本当にありがとうございました!  

 映像学部・研究科の魅力をもっと発信できるよう、来年度も学生と教職員がより一層一丸となって、立命館映像展を盛り上げていきたいと思います。

皆さんとまた、来年の2月に映像展会場でお会いできることを心よりお待ちしております!


~ご来場いただいた方々のメッセージ(一部紹介)~

(上映)

・どの作品も見ごたえがありました。アングルや音の表現など、それぞれ個性があり、違いが分かり面白かったです。
・年々大規模になっていますね。毎年楽しみにしております。
・大きなスクリーンで完成した作品が観られて嬉しかったです。作品に関われて本当に良かったです。ありがとうございました!
・若い人の考え方、感じ方を見せていただきました。同じ年頃の子供を持つ親として、色々考えさせられました。若いってすごいですね。
・個性豊かでどれも素晴らしい作品でした。皆さんが投入された思いがとても良く伝わりました。
・実際に映画館で上映されることによって音と映像に迫力が出るのかと思いました。制作される際は、そのこともふまえて、音、動きを表現しても良いかと思います。
・4年間の学びの総まとめを、このような形で知ることができて良かったです。
・司会の女性の方が大変スムーズで美しい司会進行でした。とても聞きやすかったです。
・どれも心に残る言葉、音などストーリーも良く本当に素晴らしかったです。スタッフ(学生さん)方の対応も良いですね。気持ち良かったです。ありがとうございました。
・映画館でやるだけあってクオリティが高く、見応えがあった。規模の維持をしてほしいです。
・楽しかった。普段観ることができないもので、ありがたかったです。【中学生】
・面白かったです。大学の進路を悩んでいて、更に悩みました。興味深いものがたくさん観られて良かったです。ありがとうございます。【高校生】
・私も将来こういうモノを制作できたらいいなと思った。具体的なイメージがわいた。ドラマでも映画でも、何もないところから作品を作ることはとても難しいことだと思った。【高校生】
・映像の予告のときから、テレビで流れている映画の予告のようなクオリティで、すごくびっくりしました。本編も本物の映画を観ているような気分でとても感動しました。【高校生】
・自分たちの頃よりかなり改善されていてとても良い会になっていました。【映像学部卒業生】

(展示)

・ゲーム性の高いものが面白かった!
・ものを見る視点が違って面白かったです。
・すごく新鮮でした。とても楽しかったです。今後、色々なものに役立てたらいいなと思います。
・映像と言っても様々な表現があるのだなと改めて感じました。
・学生の方々が制作されたと聞き、入る前は申し訳ありませんが「ちゃちいものしかないだろう・・・」と思っていました。しかし、いざ回って見てみると、とても学生が制作したものとは思えないくらい完成度が高い!!回っている間は「スゲー」としか口にできなかったです。この中から将来クリエーターや映像関連の方々が出てくることが楽しみです。
・びっくりですね!この学部があることを初めて知りました。
・制作物がどれも素晴らしい。学生のアイデアがすごい。院生はアイデアを実社会に応用させているところまで進んでいてすごい。
・学生が頑張っているなと思った。紙コップの作品が温かみがあって良かった。
・CGアニメーションの上映を観ました。たゆまぬ試行錯誤と膨大な時間の作業の上に成り立つ世界なんですね。ひとくちにCGと言っても色々な見せ方があるのだと感心しました。とても良かったです!
・とても面白かったです。CGを作るのは大変なんだなと思いました。
・チャレンジングな作品が多く、今後に期待が持てます。【他大学教員】
・映像学科がどんな物なのかを理解でき、大学で自分も学びたいと実感した。【高校生】
・前年度よりクオリティが上がっていて感動した!【映像学部卒業生】

 たくさんのご意見・ご感想ありがとうございました!



この他にもたくさんのご意見いただきました。ありがとうございました。