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2017年度立命館映像展レポート①

2018.02.27

去る223日(金)・24日(土)・25日(日)にイオンモールkyotoにて2017年度立命館映像展(立命館大学映像学部卒業制作・大学院映像研究科修了制作 合同展示・上映会)を開催しました。

会場となったイオンモール内のkotoホール(展示会場)およびT・ジョイ京都(上映会場)には連日大勢の学内外の方々が足を運んでくださり、のべ1500名以上の来場がありました。中には、東京・群馬・静岡・岡山・広島など遠方からご来場いただいた方もいて、学生たちも不器用ながら一生懸命作品の紹介をおこないました。

お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。

ここでは映像をつむぎ、世界につないでいこうとする卒業生による立命館映像展の3日間を今年は特に舞台裏も含めて振り返り、残念ながら会場にお越しいただけなかった方々、そして来年の映像展を担う後輩の皆さんにも当日の様子をお伝えしたいと思います!

レポート①

【2月23日(金)】

<上映会場>

イオンモールkyotoのT・ジョイ京都に集合した上映学生スタッフ。今年も昨年度と同じ249席収容可能のシアター7にて実施。バタバタと設営がはじまりましたが、お客様に少しでも気持ちよく入場していただけるように、受付のレイアウトなどもしっかりと確認しました。シアター内でも入念にスタッフが動きをチェックします。

10時30分、いよいよ開場です。





そして10時45分より、2017年度立命館映像展が開会されました!

1日目の司会は中村ゼミ4回生の九鬼薫子さん、実写ゼミ4回生の垣田彩花さんです。映像学学部長の北野圭介先生より開会挨拶があった後、上映がスタートしました。


九鬼さん(写真左)と垣田さん(写真右)


北野学部長の開会挨拶


上映進行の要となる3人


誘導についての入念な確認

上映の1作品目は矢萩恵さん・清水英乃さん共同制作の「CLEAR!」。映像展の歴史上初めてのジャンルではないか!?というミュージカル映画作品です。ミュージカルが大好きという矢萩監督の熱い想いがギュっと詰まった青春と友情のストーリーでした。主演キャストは3人とも学内外のミュージカル団体に所属しているそうです!


矢萩恵監督(写真左)と清水英乃さん(写真右)

松本理沙監督の「神さまの心臓」は、一人の男性の死によって運命が変わってしまった4人のつながりを描いた作品。上映後の監督舞台挨拶では、制作に携わったスタッフや指導してくださった先生方にお礼を述べましたが、いろんな過程が思い出されたのか、言葉に詰まる場面も。大きく深呼吸し、最後に会場に来て下さった方々にも感謝の気持ちを伝えました。



松本理沙監督


ドキュメンタリー作品も上映されました。黒田一馬さん制作の「あの日々を織る」では、京都に住む人にも意外と知られていない第二次世界大戦中に西陣地区で起きた「西陣空襲」について、当時その空襲を経験した人への聞き取りが記録されていました。世代が進むにつれ、当時の記憶のある人はどんどんいなくなります。同じことが繰り返されないために「映像」を活用して次世代に声を残したいという思いが伝わってきました。


黒田一馬監督


T・ジョイ京都のギャラリースペースでは設営が完了し、CGゼミの作品がモニター放映されました。また、シアターでの上映もおこなわれました。作品上映の前にはCGのメイキング紹介映像があり、細部にわたり質感や色味にこだわったことがわかります、数分間の作品であっても完成には数ヶ月かかり、かなりの忍耐と緻密さが必要だということがわかり、感動も倍増しました。


 

初日の来場者は約150名。平日にも関わらず、本当に多くの方々にご来場いただきました。明日からはいよいよ、展示も始まります。

 

<展示会場>

大学から搬出した展示作品の機材が早朝イオンモールに搬入され、展示作品を出展する学生は夜まで会場設営をおこないました。看板や暗幕などは専門業者の方々に協力をお願いしています。感謝です!今年度映像展担当の古川耕平先生、そして展示会場リーダーの吉田くんをはじめとした展示に出展する学生たちは、それぞれの作品設営に加えて、会場全体の動線やわかりやすさ、雰囲気作りにも気を配らなければなりません。






設営も完了し、明日から2日間、会場がたくさんの学生やご家族連れ・高校生など一般の来場者でいっぱいになることを祈って出展者たちも会場を後にしました。

レポート②に続きます!(近日公開予定)