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学生の企画力が光る「名探偵コナン 真夏の逢魔時(レイトショー)」開催します!(8月10日)

2018.07.30

公式twitter(@conan_omagadoki)で企画について情報をリリースしてから、「いいね!」が瞬く間に増え、猛烈に盛り上がりを見せている映像学部のイベントがあります。

それは、

映像学部授業「プロデュース実習Ⅰ」(担当:川村健一郎教授)上映企画
名探偵コナン 真夏の逢魔時(レイトショー)」です。


この企画は、世代を問わず幅広く愛され続けている『名探偵コナン』(以下:コナン)のテレビアニメシリーズの中から夏のレイトショーにふさわしい作品を上映する企画で、今話題の京都の新しいミニシアター「出町座」を会場にしておこなわれます。受講生はこの企画立案だけでなく、学生自身が主体となって上映作品の選定、広報活動、当日の会場運営などをおこないます。

この企画が特にコアなコナンファンから多くの注目を浴びた最大の理由が「企画力」だと考えた我々は、早速この企画を立案した2回生の高山紗良さんにインタビューをおこないました!



-まずは、twitterすごい反響ですね!
はい。私もびっくりしています。まさかこんなに注目いただくとは正直思っていなかったので。毎日twitterで「いいね!」の数が増えるのをチェックするようになりました笑

-どうしてこのような企画を思いついたのでしょうか?
実は、私自身がすごいコナンファンでして。小学校3年生からテレビアニメは録画し続けており、新聞に掲載されている映画の広告や、監督や関係者のインタビュー記事などは片っ端から切り抜いてスクラップしているほどです。

企画は、とにかくウケがいいという理由でまず今非常にファンが多いアニメ映画の作品を上映することにしました。はじめは違うアニメ作品を提案していたのですが、やはり人気作で上映したいという流れになり、今年公開された映画が大ヒットしたコナンで企画を考えることになりました。最終プレゼンでは映画作品を上映する企画を発表したのですが、ある日、いつものようにHuluでコナンのテレビアニメ過去作品を見ていたら、突然「トラウマ回を上映したい」と思いついて、そこからコンセプトの大幅変更を班メンバーに猛プッシュしました。「(企画が上から)降りてきた」という感じでした。

-「トラウマ回」ですか?
はい。コナンの大きな魅力の一つは、「ちょっと恐い」だと思っています。小さい時からアニメのコナンを観ていて、あの独特の恐い雰囲気をドキドキしながら見てきました。その中でも「ちょっとどころじゃなく恐い」と感じた回が、コアなファン同士で「トラウマだった回はどれか」と語り合われていることを思い出しました。それで、ファンの間でトラウマ回として定評のあるものや、自分でもこの回はトラウマだなと感じていたものを選定して、更に上映向けに4作品絞りました。今でも「あっちの回の方がよかったかな・・・」と思ったりする捨てがたい回もあったりします

-なるほど。ファンにはその「企画意図」や「コンセプト」が非常に共感を得たということですね。
たぶんそうなんだと思います。ただその監督の作品を何となく並べて上映するのでは、企画する意味がないと今回強く感じました。「コンセプト」やそこに至る主催者側の「思い」が大事なんだな、と。

-そもそもなぜこの「プロデュース実習Ⅰ」を受講しようと思ったのですか?
私は将来コンテンツを作る側ではなく、売り出す側の職業に就きたいと考えています。この授業では、まず企画からプレゼンまでの工程を3人一組で一度おこない講評していただきます。そこで得た気付きやアドバイスなどを次の6人一組での企画に活かします。最終プレゼンは実際に企画を共催いただく映画館(今回は出町座)の支配人の方もお越しいただき、プロの目でジャッジしてもらいます。そういった実践的な練習は自分の今後にノウハウとして蓄積できるいい機会だと感じました。

-映像学部は高山さんにとってどんな学部でしょうか?
前述のエピソードからもお察しいただけるかもしれませんが、私はとにかくアニメが好きです。ずっとずっとアニメが好きでした。でも、高校までは周囲にそういう人があまりいなかったこともあり、積極的に打ち明けたりはしてきませんでした。でも、この映像学部に来たら、実写映画好きもゲーム好きもCG好きもみんな共通して「アニメ好き」。本当にアニメが好き、アニメで育ったという人が多いことに驚きました。だから、映像学部は私にとって「好きなことは好き」と、とことんやっていいんだと思える素晴らしい場所です。

今回、この企画はチラシを作ったのが3回生の萬喜 美穂さん、タイトル・キャッチコピーをつけたのが2回生の巖 翔太くん、広報担当が3回生の成井 斐南さんと2回生の山田 冴さん・藁科 雄斗くんと班のメンバーがきちんと役割分担して協力して実行できています。「これをやろうよ!」と言ったら一緒にやってくれる人がいっぱいいて、それを応援してくれる人もいます。映像学部生も素敵な人ばかりです。

-コナンファンや映像学部に興味のある皆さんに一言お願いします。
まずは、今回の企画で協力いただいた出町座の方々、トムス・エンタテインメントの皆様、twitterで温かい引用リツイートをしてくださったアニメ『名探偵コナン』のプロデューサー諏訪道彦さん、授業担当の川村先生、その他関係者の皆様にこの場をお借りして感謝の意をお伝えします。ありがとうございます。

「我こそはコナンファン」という方、映画館でお待ちしています!!
そして、映像学部で「好きなことは好き」ととことん極めたいという皆さん、映像学部でお待ちしています!!



★★「名探偵コナン 真夏の逢魔時(レイトショー)」上映会情報★★
日時:2018年8月10日(金) 18:20開場/18:30開演

会場:出町座
    〒602-0823
   京都市上京区今出川通出町西入上ル三芳町133
公式サイト:https://demachiza.com/

料金:<1プログラム>
    一般1,500円/学生・障がい者・出町座会員1,200円
    <2プログラム通し券>
    一般2,500円/学生・障がい者・出町座会員1,800円
   ※当日券のみの販売になります。

◆上映スケジュール
18:30 プログラム1「ピアノソナタ『月光』殺人事件」(48分)
          「青の古城探索事件」(48分)
20:10 休憩
20:25 プログラム2「山荘包帯男殺人事件」(48分)
          「そして人魚はいなくなった」(72分)
22:30 終了予定