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私はAO入試で映像学部に入学しました:新入生インタビュー  ♯4 只野 愛理さんの場合

2017.06.23

私はAO入試で映像学部に入学しました:新入生インタビュー 

♯4 只野 愛理さんの場合 <映像撮影型>

映像学部の受験を考えている皆さん。

受験方式の中で一般入試については、予備校や塾、書籍などで情報を得ることができ、傾向を知って対策を練ることが可能ですが、AO入試は募集定員も一般入試ほど多くなく、情報が出回っていないため、非常に対策が練りにくい方式だという声をよく耳にします。

学部としても、そういった方々に少しでも学部や入試をしっかり理解した状態で受験に臨んでいただくために、AO入試で合格した新入生へのインタビューをおこない、先輩の声を通じて皆さんに対策を練るための一助としていただければと考えています。

「映像学部でとことん作りたい」―そんな熱意ある挑戦者に是非読んでいただき、試験であなたらしさを存分に発揮してもらいたいと思います!



「Nコン」全国大会出場に向けて頑張った結果、「監督スイッチ」が入った

高校では放送部に所属していました。後輩の部員は結構多かったのですが、私たちの学年は部長と私(副部長)の2名だけ。私は個人としてNHK高校放送コンテスト(通称:Nコン)の朗読部門で全国大会に出た経験がありましたが、部としては全国大会に行ったことがなく、高校3年生の最後の大会は「創作テレビドラマ部門で全国狙って後輩も(全国大会に)連れて行く!」というのを目標にして部長と二人、制作に邁進しました。

私は監督と脚本、部長はプロデューサーです。
初めて脚本づくりを経験し、その難しさを実感しましたが、担任の先生・部顧問・国語や美術の先生といろんな人を巻き込み、アドバイスを受けてようやく完成。キャストは2名で、部長と二人三脚、紆余曲折ありましたが提出締切ギリギリに満足いくものを制作することができました。

上位2位までが全国大会への切符を手にする県大会。結果、私たち放送部は3位でした。
悔しかったです。それはもうめちゃくちゃ悔しかったです。
その時自分の中で、「監督スイッチ」が入りました。あの、部長と流した涙を自分は絶対に無駄にしてはならないと決意しました。これからも映画やドラマを作っていきたいと強く思いました。

映像学部をめざしたのはそこからです。

去年東京でおこなわれたAO入試説明会に宮城から単身で参加しました。夏のオープンキャンパスも一人で見に行きました。美大や芸大など他大学のイベントにも参加していましたが、どこか自分にはピンと来るものがなく、そんな中で映像学部の説明、教学内容そのものや先輩から直接受けた印象など一番自分にとって魅力的に感じました。特に夏のオープンキャンパスでは、在学生の先輩にたくさんAO入試のアドバイスをいただき、そこからは対策もすごく練りやすくなりました。

私がいた高校は、AO入試対策として先生方がマンツーマンで指導にあたってくださいます。美術の先生に頼み込んで、対策に協力していただきました。書類の添削はもちろんのこと、テーマを出してもらい、写真を撮影し、そこにストーリー性をもたせて文章を書く、という作業をほぼ毎日やりましたよせばいいのに文化祭の実行委員を引き受けてしまったため、入試対策が疎かになり、先生にひどく怒られたこともありました。

そして迎えた試験当日。撮影は自信がありました。でも、やはりその後の面接は自分でも気づかない間に緊張していたようで、面接官の先生方に「深呼吸して」と言われたほど。夢中に答えましたが、最後に「私は一生“伝える”ということをやっていきたい」という強い意思を先生方の目を見て話すことができたので、後悔はありませんでした。

合格発表はAO対策を一緒にしてくださった美術の先生と見ました。合格は自分のことのように喜んでくれました。先生には本当に何から何までお世話になり、感謝してもしきれません。

そして、両親。「自分のことは自分で決めなさい」といつも背中を押してくれましたが、やはり地元の宮城県から京都に送り出すのはすごく親も不安があったと思います。それでも私を信じてくれました。たくさん迷惑を掛けました。これから頑張っている姿を見せて安心させたいと思います。

映像学部はいろんなことを目標にしている人、自分が思いつかないようなアイデアを持っている人が周りにたくさんいます。いろんな意見を持っている人間がたくさんいる中で、1回生の今はグループワークが非常に多く、みんなの意見をすり合わせながらゴールに導いていく作業が難しくもあり、楽しみでもあります。監督になりたい私としては、周囲の意見を聞きつつも、自分の考えを伝えていくその手法はこの学生時代にたくさん学びたいです。

周囲に負けないよう、そして周囲に流されないように、学生生活楽しみたいと思います。

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只野さんのようにいろんな大人や先輩に協力してもらうのもAO入試にとっては重要な対策。

8月5日(土)・6日(日)に開催されるオープンキャンパスでは在学生によるAO入試相談ブースも設置します。とても熱い2日間になりますが、是非衣笠キャンパスに足をお運びください! →今年のオープンキャンパス情報はコチラ

★2018年度AO入試情報はコチラからご確認ください。

★AO入試合格者インタビュー 1 木村 智子さんの場合 <映像撮影型>

★AO入試合格者インタビュー 2 濱口 あかねさんの場合<ビジュアル作画型>

★AO入試合格者インタビュー 3 奥野さんの場合<ビジュアル作画型>

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