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映像学部×セガゲームス×SOU SOU Kyoto のコラボ企画の全貌!~「ソニック足袋」予約開始~

2018.07.19

「キミはもう、エイゾウくん&ソニック@衣笠を目撃したか!?」
でもお伝えしたとおり、株式会社セガゲームスと立命館大学映像学部が連携してセガゲームスの大人気キャラクター「ソニック」を用いた京都を舞台とするプロモーション企画が始動していました。

この公式ツイッターアカウントでは、セガの大人気キャラクター「ソニック」と映像学部の大人気(?)キャラクター「エイゾウくん」が京都を旅する様子が日々更新され、多くの「いいね!」と「それで、これはどういうプロモーション企画なの?」という多くの謎が残されたまま数週間が経ちました。



「エイゾウくんとソニックの出会い編はホンのプロローグです。あっと驚くような『何か』がこの後待っています!!」と前の記事でも触れていましたが、この全貌が先日ついに明らかになりました!

実はこれ、京都の足袋ブランドSOU・SOU Kyotoとコラボして、「ソニック足袋」を作ってもらい、このプロモーションを通じてソニックを盛り上げよう!!というプロジェクトだったのです。映像学部開講科目「プロデュース実習Ⅱ」(担当:中村彰憲教授)で見事プレゼンバトルを制したグループが提案した企画でした。

そこからこのプロジェクトを2018年度映像学部開講科目「企業連携プログラム」(担当:中村彰憲教授)が引き継ぎ、実現に向けて何度も企業と調整・協議を重ね、実際にプロモーションを開始しているという流れになります。

そのコラボ商品がこちらです!

これがソニック足袋


これが足袋下

そして、このコラボ商品の発表と共に、そのPVも公開されていますが、これを制作したのもこの「企業連携プログラム」の受講生のメンバーです!色合いが綺麗で素敵なPVになっています!



そこで今回のEIZO VOICEでは、プロモーションに携わっている学生の皆さんにインタビューをおこないました!
※インタビューに答えてくれた皆さん
ツイッター班/氏名:長谷川涼香さん、中村広大さん、吉村将哉さん(全員3回生)
PV班/氏名:長尾亮虎さん(3回生)


写真は受講生全員

・皆さんがこの授業を受講した理由を教えて下さい。

中村:3回生にもなると、徐々に「キャリア」というのを意識し始めるのですが、それは受講登録の段階でもそうで、特に「セガ」という大手企業と一緒にプロジェクトを進めることができる機会というのはとても貴重な経験。将来の自分にも活かされると思い、受講しました。
長尾:実は、すごく言いにくいのですが、僕は「セガ」と聞いて、漠然と「ゲーム関係のプロジェクトができるんだ」と勘違いしていました。自分自身ゲームゼミに所属していて、ゲームのことをやるという思い込みで受講しました。
長谷川:「企業連携プログラム」は映像学部の特色ある科目の一つですし、一度は経験しておきたいと思い、受講しました。
 
おもしろかったのは、インタビューに答えてくれた学生の多くがゲームゼミの学生で、その中に今回のプロジェクトを企業名だけで「ゲーム制作ができる」と思って受講した学生が数名いたということ。実際は「ある程度骨組みが決まっているプロモーション企画について、クライアントでもある企業と連携をとりながら肉付け・具体化し、それを実行する」というものでした。

 普通であればモチベーションが下がってもおかしくないのですが、皆が最後まで諦めずに企業と蜜に連携をとり、企画を期限までにきちんと実行したということが素晴らしいと感じました。

・ツイッター班とPV班がありますが、これを展開しようと思った理由を聞かせてください。

ツイッター班:セガが展開している公式のSNSについてユーザーの実態把握をしていたところ、セガ公式ツイッターで「#世界を旅するソニック」というハッシュタグをみつけました。当初自分たちはSNSで京都の観光名所の画像にソニックの画像をフォトショップなどで合成してソニックが京都のいろんな名所を紹介するということを考えていたのですが、「ぬいぐるみを持って直接名所に出掛けて写真を撮る」という方法があったということにここで気付き、この「#世界を旅するソニック」とも連動できるので、ツイッターとぬいぐるみを活用したプロモーション企画にしました。

PV班:「コラボ足袋」を作ることはもう決まっていたので、これを使ってyoutubeに動画を投稿することは先に考えていました。ただ、コンテンツは元々2種類ありました。「ソニックマニア」というソニックシリーズの新しいゲームがあるのですが、それをこちらで招聘してきた3チームに対戦プレイしてもらって、視聴者に勝敗を予想してもらい、当った人に「コラボ足袋」をプレゼントする、というものと、ミスキャンパスに「コラボ足袋」を履いてもらってPVを撮るというものを考えていました。ただ、企画の期限は決まっていたので二つを並行しておこなうことは時間的に無理がありました。結局実現性の観点からミスキャンパスを起用したPVを制作することになりました。

既に「コラボ足袋」の販売が決まっており、それをどのようにプロモーションするかというお題だったため、どちらの班もかなりの時間をかけて企画を練ったようです。これを実行に移すということではかなりの苦労があったのではないでしょうか。

・実際に企画を実行するに当って苦労した点などはありましたか?

ツイッター班:企画段階で非常に苦労したので、あとはそのとおり実行するということだったので、そこまで大きな苦労はありませんでした。しかし、やはり授業の一環ということもあり、慎重を期すために撮影については事前に許可を取ってからという流れだったので、なかなか連絡が取れなかったり、許可自体がいただけなかったりということでは苦慮しました。あとは、修学旅行生に揉まれながら観光名所を歩く時に、腕にソニックのぬいぐるみを抱えているのを不思議そうに見られたことはちょっと、恥ずかしかったですね笑

PV班:色々ありまして、撮影ができるのが結局2日間だけということになりました。自分(長尾さん)はゲームゼミなので、基本的な流れは実習科目で知ってはいましたが、実写制作のことにそれほど詳しくない、でも2日間でやりきらなければならない、という中でとても頼りになったのが2回生のPV班のメンバーでした。彼女らは映像制作サークル「GREENS」に所属しており、彼らに協力を得ることができました。GREENSも、セガとのプロジェクトに携われるということで意欲的に捉えてくれて、本当に2回生のメンバーとGREENSの皆さんには感謝しかありません。

・このプロジェクトに関わってよかったと感じることはどんな点ですか?

長尾:結構この「企業連携プログラム」という授業では、企画段階で終わり、実現しないプロジェクトもあると聞いていたので、自分たちが考えたことが実現したことだけでもすごい達成感なのに、その企業があの「セガ」ということは本当に喜びしかないですね。
中村:インターンシップの面接などいろんな場面で最近外部の人に自分の学生生活などについてPRする機会が増えてきていますが、その際にこんな貴重な経験を通して自分が考えたり感じたりしたことを話せる。とても嬉しいです。
長谷川:頑張った分だけ自分に返ってくる。学生生活の中でも一つの大きな達成感につながりました。
吉村:「あの『セガ』と一緒にプロジェクトを進めて行けている」ということ自体ワクワクしますね。
中村:ファミ通とか、自分が普段読んだりしている媒体に自分たちのプロジェクトのことが取り上げられているなんて、信じられないくらい嬉しいです。

皆さんとても大きな達成感を得ながら、着実にこのプロモーション企画を推し進めてくれている様子がよくわかりました!

そんな映像学部生が考案し、セガゲームスとSOU SOU Kyotoとがコラボして完成したグッズ「ソニック足袋」は、 本日より予約が開始されています!!
sou sou 「ソニック足袋」予約サイトはこちら

毎日暑い日が続きますが、是非、この「足袋」を履いてソニックのように京都や世界を「旅」してみてはいかがでしょうか!?

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