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「特殊講義~ハリウッド映画におけるCG史~」現地レポート③を公開!

2018.09.25

【現地レポート③】


 映像学部では、近代ハリウッド映画において、CGがどのように発展してきたかを学ぶ授業として、「特殊講義(専門Ⅰ)ハリウッド映画におけるCG史」を開講しています。この授業では、CGそのものの発展史だけではなく、ハリウッドのCG制作会社の歴史とそこで働くクリエイターの活躍についても学びます。
 現地では最先端のCG制作現場の視察やクリエイターの方々との意見交換を通して、日米間の制作現場、意識の違いや課題等を学びとるだけではなく、学生自身が卒業後のキャリアを考える契機にもしています。また、異国の風景や文化に触れることにより、既存の価値観を超え、世界を舞台に活躍するクリエイター、プロデューサーとしての資質を高めることを目的としています。

 今年は2回生12名が参加し、9月5日(水)〜9月13日(木)の期間、ロサンゼルスとラスベガスにて研修を行い全員無事に帰国しました。先に現地レポート①②をアップしましたが、5日目~最終日のレポートを第3弾として公開いたします!

【研修5~6日目】
 5日目はロサンゼルスからラスベガスへ大型バスで6時間かけて見渡す限り砂漠の車窓を楽しみながら移動。途中、PRIMという砂漠の真ん中にある街で休憩、施設内のアウトレットモールでの買い物や絶叫コースターを楽しみました。
 ラスベガス到着後は、ホテル「BELLAGIO」の噴水ショー、ホテル「The Mirage」の火山噴火ショーなどを徒歩で観光して、世界最大の観覧車「High Roller」にライド(写真は「High Roller」からの絶景と「BELLAGIO」の噴水ショー)。ラスベガスのアトラクションのスケールの大きさに参加者は「無料でこのレベルのショーが見られるのは信じられない!」との感想を漏らしていました。
 


6日目は専用バスでラスベガス近郊の大自然を観光。まずは車で1時間ほどの「RED ROCK CANYON」で地殻変動が激しいこの地域ならではの断崖絶壁や断層などが生み出す風景にアメリカの壮大さを体感しました。
 




次にラスベガスを挟んで反対に位置する「HOOVER DAM」を訪問し、ラスベガスに戻ってタワーの上に3つの絶叫マシンがある「Stratosphere」と電飾アーケード街の「FREMONT STREET EXPERIENCE」を楽しみました。
 




【研修7日目~最終日】
 研修7日目は飛行機でのグランドキャニオン往復ツアー。このツアーはオプションで早朝4時台出発ながら全員が参加しました。
 往復の飛行機は小型のプロペラ機でかなりの揺れ。参加者は「ひぃひぃ」言いながらも何とか1時間ほどでグランドキャニオンに到着。Mather Pointから見下ろすコロラド川が数千万年の年月をかけて織り成した絶景に参加者は時間を忘れ感動していました。
 



 
 ラスベガスに戻り、夜はラスベガスのショーでも上位の人気を誇るシルクドソレイユの「KA」を鑑賞。大規模なハイテクを駆使した舞台装置に負けない演出の凄さと完成度に、早朝に起きたにもかかわらず眠気も忘れて参加者は釘付けになりました。

 

 最終日は前日よりさらに早い3時台の集合も遅刻者なし。さすがに長旅で疲れたのか、機内では多くの参加者がグッスリ爆睡し、ロサンゼルスで乗り継ぎ、18時間をかけて日本へ無事帰国しました(写真は解散時の少々疲れた様子)。
 


 この研修を通じて参加者はアメリカの先進性とスケールの大きさに直接触れることで、将来海外で働くことへのモチベーションも高まったようです。まだ全員2回生ですが、今後の映像学部における卒業研究や学修、さらに進路選択において今回の経験が活きてくることを期待したいと思います!

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