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「第41回ぴあフィルムフェスティバル」コンペティション部門「PFFアワード2019」で4回生金子由里奈さんが入選!

2019.07.09

PFF(ぴあフィルムフェスティバル)をご存知でしょうか?

この映画祭は、“映画の新しい才能の発見と育成”をテーマに、1977年にスタート。現在では、単なる映画祭の枠に留まらず、映画コンペティション「PFFアワード」を中心に、“新しい才能”を発見・紹介し、育成していくなどの活動をおこなっており、映画業界をめざす者にとってここでの入選は将来をも占う非常に意味のあるものとなっています。アワードでグランプリ等を受賞すれば、そのうち1名がスカラシップ権を得ることができ、2年間じっくりと映画制作に打ち込むことができます。


そして去る7月1日、「第41回ぴあフィルムフェスティバル」(以下「PFF」)のコンペティション部門「PFFアワード2019」の入選作品が発表されました。

応募総数は495作品で、そのうち選ばれたのは18作品。

その18作品の中に、映像学部4回生(川村ゼミ)金子由里奈監督『散歩する植物』と、映像学部卒業生(2019年卒、鈴木ゼミ)田村将章監督『そんなこと考えるの馬鹿』見事入選を果たしました!!

映像学部では、まずは在学生の金子さんを直撃。金子さんはシャイな方なので、お写真やロングインタビューは今回叶いませんでしたが、一問一答式でその胸中を直撃いたしました!!

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金子由里奈監督『散歩する植物』

ー金子由里奈監督を直撃!―

・入選おめでとうございます!入選の一報を受けての金子さんの感想を一言お願いします。
 ありがとうございます!友人二人の入選もあり、とっても嬉しいです!
 
・ご自身の入選を誰に一番に伝えましたか。
 プロデューサーの加藤桃子に伝えました(立命映像8期生の方です)。

・この入選作品はいつ頃、どんなきっかけで制作されたものでしょうか。
 2019年の1月に撮りました。
 言葉に疲れて人間やめたくなって、でもやめることができないので、人間をやめる物語を書きました。

・映像学部卒業生で同じ立命館大学映画部の田村さんも入選されましたが、どんな風に喜びをわかちあいましたか?映画部快挙ですが、部員の反応は伝わって来ましたか?

 発表のページを見てすぐに田村に電話しました。その電話で起こしちゃったみたいで、田村は「ほー、ほー」って言ってました。
 
 あまりの嬉しさに金子の目から涙が溢れてきたので3分で電話を切りました。その日に乾杯しました。田村とは映画作りで一緒に苦悩した過去があるのですが、そうゆうものが解けていくいい夜でした。

 映画部のみんなも喜んでくれました。第39回PFF準グランプリの『子供のおもちゃ』を監督した松浦さんも立命映画部出身なのですが、好きを貫くというか、好きしかやっていけん映画部を心から誇りに思います。
 
・「ぴあ観に行こうかな」と言っている映像学部関係者を何人か見かけました。観に来る人に映画の見所などを教えてください。

 嬉しいです!よければ感想教えてください。
   (※金子由里奈さんへの感想コチラ→ okometaiteyo@gmail.com
 見所というか、金子が一番好きなところは、エンドロールで「監督 金子由里奈」と出てくるところ。主題歌の歌詞に注目していただきたいです!
 
***
金子さんありがとうございました!映像学部から二人も入選者が出たこと、その二人が共に喜びをわかちあったこと、そしてこれからもきっと映画制作へのいろんな思いを共有しながら自分たちの好きを貫いていくこと、このニュースから仲間同志が励ましあいながらものづくりをしていくことの素晴らしさを教えてもらいました!

PFFの会期は9月7日(土)~21日(土)。金子さんや田村さんの映画などコンペティション部門入選18作品をはじめとする国内外の多彩な映画が上映されます。詳細情報はPFF公式サイトでチェックしてください!
PFF公式サイト→https://pff.jp/jp/

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