「Entervibe×楽団ケ・セラ「全員演者の演奏会」を開催―感動から新しいエネルギーの波動を生み出したい―(2020年2月6日 EIZO Voice公開)」の取り組みに参加したEntervibeのメンバー5名へ、ショートインタビューをしてきました!
インタビュー参加メンバー:
3回生:小川玲香、胡桃琴、植村光一、西宮翔馬
2回生:武村祥太郎
Q.企画から開催まで怒涛の半年間だったと思います。「全員演者の演奏会」を振り返り、今、何を思いますか?
植村:
「入学して一番といえるほど、大規模な企画でした。でもそれを成功したことが、自信になりましたね」
胡桃:
「打ち合わせを重ねることによって、企画内容をブラッシュアップしてきました。役割分担をして、それぞれの責任を果たしていくことが大切だと学びました」
武村:
「メンバーが目指す方向を共有していたから、走っていきやすかった」
小川(附属校入試):
高校生の時は、貧困や温暖化について勉強をしていました。おそらく、国際関係学部に進学していたら、自分が学んできたことの延長線上にいる未来の姿もイメージできていたと思います。
でも、様々なプロジェクトに参加するたびに、色んな人との出会いがあり、「感動を生み出す人」ってどんな人だろうと関心を持ちました。
「感動とはなにか」について知ることが大切だと気づき、それを生み出すコンテンツについて勉強したいと思い映像学部に入学しました。
武村(全学統一(文系)):
僕の高校には、演劇科や総合学科の中に造形芸術系列や映像表現系列が設置されていました。自分自身は総合学科の文系系列だったので、美術や映像を制作しているクリエイターたちを横で見ながら、自分はどんな進路に進もうかなと考えていました。「どうせ、自分は手を動かす人にはならないだろうな・・・」と。でも、クリエイターを支える仕事をしたい。創られたコンテンツをビジネスの視点からアプローチすることを学べると知り、映像学部へ進学しました。
西宮(全学統一(文系)):
高校2年生までは薬学系の仕事に就きたいと思っていました。でも、ある時、何気なく見たyoutubeで、ゲームの世界がもし現実にあれば…という趣旨の動画に魅了されました。映像が創り出す世界観がすごく面白かった。それから、映像に興味をもち、映画のCGに携わる夢をもつようになりました。
胡桃(全学統一(文系)):
幼いころから、ピクサー(Pixar Animation Studios)映画が大好きでした。中学時代から将来は映像業界、特にCGへのキャリアを積み上げていきたいと漠然と夢を描いていた。映画のエンドロールに自分の名前がでてきたらかっこいいな、と思って。
高校時代は、チェコに留学しました。異国の地での生活は、文化や宗教、生活習慣、価値観すべてが新しくワクワクした毎日でした。留学を通して、言語の面白さ、奥深さも学ぶことができました。
大学選びの際、CGと言語に興味をもっていました。でも、やはり将来は、映像関係に進みたいという想いが強かった。言語は自分でも勉強できる、と思い、大学ではCGを専門に学びたい!と。
芸術大学への進学も考えましたが、自分の世界を広げたいという想いがあった。
総合大学なら他学部との交流や、色んな強みをもった人と出会うことができるのではないかと思い、立命館大学映像学部への進学を決めました。
植村(センター試験方式):
受験勉強が嫌いだった。一方で何かを制作することが好きでしたね。音楽や絵画、映像など、これまでたくさん鑑賞もしてきた。様々なことにチャレンジしたいと思って入学しました。
Q.映像学部の学びで印象に残っているものはありますか??
胡桃:
「メディアアート論」を受けて、新しい表現方法を知りました。CGをやりたいと思っていますが、自分の表現したい手段が広がったと思います。
植村:
「プログラミング演習Ⅰ」の影響は大きかったですね。プログラミングをやったことなかったし、やるわけないと思って入学したら、なんと1回生の春学期必修科目でした(笑)。でも、やったらすごく面白かったです。今回の企画で創った映像もすべてプログラミングでできています。
武村:
確かに、春学期の「プログラミング演習Ⅰ」は挫けそうになった。「面白いものが創りたい!」という気持ちだけで、夏休みに自主的に制作を始めました。自分の作品を創り始めると面白くて、ジェネレーティブアート作品ができました。苦手でもプログラミングに触れておいてよかったと思います。
小川:
自分たちが面白いと思っていることが、周りにも伝わっていることが大切だと思います。作品に関わる是認が楽しんでやることがクオリティにもつながっていると感じます。授業で学ぶのはあくまでも基礎となる知識やスキル。そのうえに自主学習を積み上げることが大切だと思っています。
Q.これから挑戦したいことについて教えてください!
植村:
複合的なごちゃついたものを創りたいですね。音楽、CG、インタラクティブ映像など。映像学部生は色んな知識や技術をもった人がいます。いつも刺激をもらっています。
胡桃:
刺激的な環境で挑戦したいですね。CGやイラスト、メディアアートなど表現方法は色々ですが、自分が感じるままの作品をたくさんつくりたい。
西宮:
Entervibeでは縁の下の力持ち的存在だと思っています。将来はCG制作会社に入りたい。モデラ―かVFX、エフェクトアーティストになりたいです。そのためにも。ポートフォリオとなる作品をたくさん創っておきたい。
武村:
自分の映像学部生としての代表作といえる作品を創りたいですね。4年間で「俺はこれを創った!」と言い切れるものを完成させたいです。
小川:
Entervibeで築いたコネクションを後輩に還元できる仕組みをつくりたい。ワークショップなど、社会との接点を意識した企画にどんどんチャレンジしたいですね。
個人的な目標としては、2020年は勉強をする1年にしたいと思います。『全員演者の演奏会』の時に、感動を観ている人に届けたいと思い実施しました。でも、このプロジェクトをしていることに自分自身が感動をしてしまった。感動ってなんでしょうか。感動で人と人をつなぎたいと常に話してきましたが、それは、ある意味でその時楽しかったらいいよね、で終わってしまうこともあります。ちゃんと理論を学んで、感動のビジネスについて考えたい。小手先でつくりだすものではなく、社会環境や情勢を理解したうえで、新しいコンテンツを生み出し、発信できるようになりたいですね。
〇『全員演者の演奏会』参加メンバー
3回生:小川玲香、胡桃琴、阿部真那実、植村光一、谷口和輝、西宮翔馬、矢代慧、横田光輝
2回生:武村祥太郎、前原由芽
1回生:多田圭吾
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