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私はAO選抜入試で映像学部に入学しました:新入生インタビュー ♯1 赤井 秀多さんの場合 <絵コンテ作画型>

2020.07.08


私はAO入試で映像学部に入学しました:
新入生インタビュー
♯1 赤井 秀多さんの場合 <絵コンテ作画型>

映像学部の受験を考えている皆さん。

受験方式の中で一般入試については、予備校や塾、書籍などで情報を得ることができ、傾向を知って対策を練ることが可能ですが、AO入試は募集定員も一般入試ほど多くなく、情報が出回っていないため、非常に対策が練りにくい方式だという声をよく耳にします。

学部としても、そういった方々に少しでも学部や入試をしっかり理解した状態で受験に臨んでいただくために、AO入試で合格した新入生へのインタビューをおこない、先輩の声を通じて皆さんに対策を練るための一助としていただければと考えています。

2021年度のAO選抜入試の入学試験要項・出願書類は「立命館大学入試情報サイト」の「入学試験要項・出願書類ダウンロード」ページにて公開しています。
ぜひご一読いただき参考にしてください!

「映像学部でとことん作りたい!」―そんな熱意と意欲のある挑戦者に是非読んでいただき、試験であなたらしさを存分に発揮してもらいたいと思います!

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「オープンキャンパスで目の当たりにした先輩たちのチームワーク。他のどの大学よりもすごい!」


立命館大学映像学部が第一志望になった決定的なきっかけです。

私は、幾つかの大学のオープンキャンパスに参加しましたが、参加するたび、できるだけ多くの先輩に声をかけて質問をしていました。

立命館大学映像学部のオープンキャンパスでも、同じようにたくさんの先輩に質問したいと思い、ある一人の先輩に声をかけそのことを伝えました。するとその先輩は「それなら他の学生も呼んでくるよ」と言ってくださいました。

そして、すぐに別の先輩が来て、その先輩が更にまた別の先輩を呼び、来た先輩がまた別の先輩を、という具合にあっという間にたくさんの先輩方が集まってくださったのです。

「横のつながりがすごく強くて、協力し合うのが当たり前になっている。この連帯感はすごい!」

他の大学では、こうはなりませんでした。

いろんな大学で「チームワークがよい」とか「授業はグループワークが活発」と謳っているのを見聞きしてきましたが、実際にそれを目の当たりにして、体験をつうじて強く感じとることができた、これが自分にとって決定的なできごとでした。

私が「チームワーク」に重きを置くようになったのは、中学校、高校での文化祭の経験がきっかけです。

私は文化祭実行委員に自ら手を挙げて中学校、高校5回担当しました。でも、自分のなかで、成功したと思えたのは1回だけで、残りの4回は思うようにはいかず失敗したと思っています。一人で抱え込み、何もかも自分でやってしまおうと思って突き進んでしまったこと。スケジュール通りにうまく進まず、ある一人の委員に大きな負担をかけてしまったこと、映像作品の一部が当日に間に合わなかったことなど。

挑戦し、失敗し、改善してまた挑戦する。それを繰り返す中で、痛感したこと。 

「一人で何かを作り上げるのはわりと簡単なこと。大きなことを成し遂げるには、やっぱりチームでないと実現できない。そしてチームにおいて重要なのは強い連帯感とチームワーク!」

そして、この映像学部の先輩方にはそれがある!ここで学びたい!とつながったのです。

 

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AO入試の対策は念入りに行いました。絵コンテの対策は4月から行っており、過年度の問題を研究して、傾向と対策を考え、本番さながら自分で解答用紙をつくって何度も練習しました。

試験対策を進めるにあたってまず意識したこと。

AO入試は総合的な能力を測る入試。知識や技能だけではなく、本質的な力量が問われる。なにを測ろうとしているかは大学によって明確にされているはず。それを掴み取る!

「そして、その答えに模範解答はなくて、受験生一人ひとりちがう。そしてそれは自分の中にあるもの。それを必ず見つけて表現してみせる!」と強く思いました。

一次試験の対策は、現代文と美術の2名先生に協力をお願いしました。2つの分野の視点でアドバイスをいただきたかったためです。「大学の先生はこういう点を評価してくる」「この文章だとこういうふうに相手が受け取る」などのご意見をいただきました。文章を改善するときでも、自分の言葉になるように気をつけました


二次試験の絵コンテ作画型の対策で意識したのは「メッセージ性」を込めること。そして、たくさんのパターンを練習して、自分自身の書くスピードや、かかる時間をイメージしていました。大学のホームページに掲載されている過年度の講評をみて、評価のポイントを分析しました。

絵コンテは10回ほど先生にみていただきました。毎回、自分で反省会をひらき、自分なりに問題点、改善点、疑問をまとめました。問題点の中には、正直基本的なこともたくさんありました。具体的には、絵で語れないことをもっと文書で補うべき、キャラクターの判別ができるよう書き分ける、などです。「自分は才能がないから、だから努力して当たり前!」と思って取り組みました。

二次試験の本番では、とても緊張していたこともあり、あろうことか腕時計を忘れてしまいました。

とても焦りましたが、問題を見たときに、練習でたくさんインプットしてきたストーリーのなかから、練習したこのパターンであれば、時間内に書くことができる!とすぐに判断して、なんとか書き上げることができました


そして、面接では、早く自分をアピールしたい!この熱い思いを伝えたい!こんなにも熱意を持っているのは自分だけ!見たらわかるでしょ!早く入学させて!と、前のめりの気持ちで臨みました。

面接で語るこの大学でないといけない理由。それはもう自分のなかで明確になっていました

「オープンキャンパスで垣間見た連帯感」「総合大学としての魅力」「企業との繋がりが強い」など、自分のなかで確固たるものがあったので、緊張せず言葉はスラスラと出てきました。というか、早く伝えたい!という気持ちが強すぎて面接自体とても楽しみ思えるほどになっていました。


そして、その思いが伝わり、結果は合格!熱い思いでつかみ取りました!


私は何にでも挑戦してきました。それは、やったこともないのにわかった気になってあれこれ決めつけるのは好きじゃないと思うからです。だから、映像学部でも、一つのことに拘らずいろんなことに挑戦したいと思っています。

大学生活がはじまってから三ヶ月経ち、自宅から授業を受ける毎日ですが、そのような状況でも、挑戦できることはたくさんあります。例えば、映像作品を作るために大学の補助金の制度に申し込みました。それも絶対に成功させると、周りに言うことで自分を鼓舞しています。

 「燃える人はどのような環境だろうと燃えます!」

 そんな人であり続け、今後も多くの作品をつくっていきたいと思います。

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赤井さんは、ここでは書ききれないくらいいろんなことにアクティブに挑戦して来られたエピソードを持ってらっしゃいました。そこで本質的なことを考えて行動した結果が、今回のAO入試の面接でアピールされた「オープンキャンパスでの経験」につながったと思います。

今年は、衣笠キャンパス内で行うオープンキャンパスは実施できませんが、映像学部の独自企画として「映像学部 WEBオープンキャンパス」を8/1()8/2()実施することになりました!

 オンラインですが、AO選抜入試に関する説明会や、AO選抜入試の相談会も行う予定をしております。申し込み方法など詳細は7月中旬頃にこの学部HPなどを通じて発信する予定です。みなさまぜひご予定ください!

映像学部WEBオープンキャンパス開催の記事はこちら

 

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