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第132回中国理解講座 「中国語教授法と勉強法」

白 家瑶 氏(立命館孔子学院副学院長・中方院長)

時間:10:00~11:30 (9:30~受付開始)

場所:立命館孔子学院講義室

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中国理解講座は、中国の文化、社会等に関する様々なテーマについて、年数回、土曜日等に立命館孔子学院講義室等にて開催しています。
今回は、今年3月で退職となる白家瑶先生による、退職記念特別講演となります。

★参加無料・事前申込制 (定員:30名)

講座概要・講師紹介

■講座概要

語学の講義というものを一言で言えば、講義中の「雰囲気作り」、である。教員も受講者も「興奮状態」で講義を楽しく終えるだけでなく、期待していた以上の「おまけ」もある、という楽しみがある1コマにより、双方が共に満足する「共同経営体」である。わたしは、40年間、絶えずそのように考えてきた。
師範系の語学学校を出て一教員として、日本語教育担当を経験し、日本語をはじめ、法律、中国語など人文学部を転々と異動した後、立命館孔子学院において4年間の中国語担当を経た現在、教室で誰でも「呼吸」できる構造を作ることが、教える上で最も重要な点だと感じている。講義の進行に伴い、受講者の理解も様々で、様々な反応に対応することも必要である。
『論語』には、「学而不厌,诲人不倦」(学びて厭わず、人を誨えて倦まず。)との名言があるが、実際には、教える方も習う方も、嫌になるときもあれば、飽きることもある。諦める、という「宿命」は語学習得の「大敵」だけでなく、「慢性症候群」ともなる恐れがある。これを防ぎ、講義の進行をいかに多彩かつ有効に行うか、ということが課題となるだろう。

■講師紹介

1957年北京生まれ。1977年北京外国語學校(現首都師範大学外国語学院)日本語科、1983年北京外国語大学日本文学学部、1991年法政大学大学院史学科、1998年帝京大学大学院法学科などを経て、日本語、中国語また法学などの講義経歴有り、中国人と外国人留学生や社会人などの中国語講義担当。最近の編集出版物はシリーズ「日本文化教育研究文集」。目下、北京大学医学人文研究院副教授、立命館孔子学院講師。

お申し込み方法

ホームページ「文化イベント講座受講申込フォーム」からお申込みください。

※お申込み後のキャンセルは、受付メール内にあるキャンセル専用URLからキャンセルをしてください。(お電話でのキャンセルはお受けできません。)

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中国語教授法

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