留学生の声

2014年度、孔子学院の奨学金制度を利用して中国の大学に留学されたみなさんから届いたレポートの一部をご紹介します。

2014年9月

●宿題に追われる毎日ですが、毎日が発見の連続で充実した日々を送っています。

●スピーキングとリスニングのクラスは特に難しく、自分の意見を話す機会が多いです。私が最もレベルを上げたいのはリスニングとスピーキングなので授業を通して能力をあげることが出来るよう頑張りたいです。

●先週初めて孔子学院の活動がありました。世界中から集まる孔子学院の留学生と交流ができて有意義な時間が過ごせました。他にもたくさんの活動があるようなのでこれから孔子学院の活動も楽しみにしています。

 
2014年10月

●同済大学にはBUDDY制度というのがあり、自分の希望を提出したら、それと合致する中国人学生とペアを作ってくれて、お互いにコミュニケーションをはかることができる制度があります。

●毎日中国語の授業をとっていると、だんだん中国語に抵抗がなくなってきたため、日常でも少しずつ自然と中国語を発することができるようになり、友達と中国語でコミュニケーションをとることを楽しめるようになりました。環境にも慣れてきたので、これからの目標は語学の上達に専念することです。

●普段の授業もとても充実しています。特にリスニングとスピーキングのクラスでは、毎回1人3分間自分の意見を話す機会があり、授業の内容も少し難しいですが、スピーキング能力はどんどん伸びていっているように感じます。授業の合間にもクラスメイトと積極的に中国語でコミュニケーションをとっています。

●この二ヶ月を通して留学生のうち半分くらいの人とは顔見知りになりました。たくさんの国の文化に触れる機会に恵まれていて大変面白いです。

●前回のレポートでは自分のレベルより少し上のクラスを選択したと報告しました。そのため、授業や予習は大変なこともありますが、徐々に自分の言いたいことや書きたいことが書けるようになってきているのを実感しています。クラスメイト達のレベルが高いので、一緒にいることで意識も高まりますし、実際に会話のレベルも引き上げてもらっているように思います。クラスの仲がとてもいいので、昼食だけでなく放課後や休日にクラスで出かけることも多いです。

●先生方の解説は難しいこともあり、集中していても内容が分かりづらいこともありますが、授業開始時に比べれば慄くほど早く聞こえる、ということがなくなりました。おそらく先生方が話すスピードに慣れてきたのだと思います。

●今月は国慶節の連休を利用して新疆ウイグル自治区へ旅行に行きました。美しい自然はもちろんのこと、ウイグル族が大切にしている民族独自の風俗風習を感じられる行事に参加でき、中国の多様性を感じとても興味深かったです。

 
2014年11月

●11月は月日が過ぎるのがすごく早いと感じた1ヶ月であった。学習面では11月も文語を中心に勉強していたがその中で自分でも成長が感じられた一ヶ月であった。11月半ばに中間テストがあり、写作は2つのテーマから1つ選び600~1000字での作文だった。9月に中国に来てからきれいな作文を書けるように毎日練習していたのでこの中間テストでは難なくすらすらと書くことが出来た。

●中間テストは成績の25%~30%ほど占めるため、学生たちはみんな真剣に取り組みます。結果はまずまずの得点でこれから期末テストに向けて一層の努力が必要だと感じました。

●今のクラスでは基礎より高度なことを勉強するため、自分の水準と適合したクラスか悩んでいました。しかし、中間テストではそこそこ満足いく結果が得られました。まだまだ理想には程遠いですが、徐々に語彙力も文法力も増しているのは感じます。クラスメートの中国語での会話が聞き取れず自分から喋る自信もなかったことからは成長したと感じます。

●期中テストがありました。テストを受けて具体的に自分の学習成果が分かってよかったです。テスト返却際にすぐに一問ずつの解説があったので間違えた部分の補完がすぐに出来た点もとてもためになりました。

●来月の目標はまずしっかりとクラスについていけるように予習復習をしっかり行い、また多くの学生と交流していくことで授業では学ぶことの出来ないような真の中国を知っていきたいと思っている。