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留学生と日本の学生が共に学ぶCross-Border Policy Issues

英語で開講されているCRPS (Community and Regional Policy Studies)専攻の学生と日本語で開講されている政策科学専攻の学生が一緒に授業でグループワークを行うCross-Border Policy Issues という科目が上久保誠人准教授の指導で開かれています。

この授業は、留学生と日本の学生が参加し、英語と日本語の二言語を用いて日本の社会、文化、歴史、政治に関するトピックについて調査し議論する科目です。受講生のセミナーやコミュニケーションは英語で行われています。多様な価値観や文化を持つ受講者による建設的な議論を行うため、このクラスでは留学生と日本人学生混成のグループワークが組織されています。



この科目では、留学生と日本の学生が相互に考え方の特徴を学ぶことが目標とされています。多様な価値観を知り、グローバル社会についての理解を深めるとともに、日本社会、文化、歴史、政治への関心を高めることが期待されます。

11月29日の授業では、戦後の日本の政治システムの変遷を4つのグループが発表しました。学生の司会によりプレゼンテーションは進行し、CRPS生と政策科学専攻生が一緒のグループで発表しました。与党はなぜ長期にわたって政権を維持できたのか、なぜ1990年代に多党化がすすんだのか、官僚は議員に対して強い影響力をもっていた要因は何か、といったテーマをめぐって活発な議論が繰り広げられ、日本政治を対象として共通の議論の土壌が形成されました。

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