2010.04.27 立命館高等学校「R-GIRO JUNIOR」設立 特別講演会を実施

が20年間滞在していたアメリカの大学/研究所での経験にもとづき、日本人の世界的視野に立脚した危機意識の希薄さについて言及した。

  村上副総長は「エネルギーや地下資源の問題について、日本は危機意識が薄い。日本は、エネルギーおよび地下資源を全く保有しないが、消費量だけは、アメリ カに近づいている。エネルギー問題については最近やっと議論されるようになったが、地下資源問題については、まだまだ一般市民は、無関心に近い状態。21 世紀中には、地球上から地下資源がなくなる可能性がある。皆さんに今、何をすべきかを考えてほしい」と語った。

 最後に、本学でのR- GIROで取り組みを紹介。特に、21世紀の日本が抱える課題、エネルギー、環境、食糧などの領域の研究事例の紹介を行い、地下資源枯渇の課題解決には、 科学・技術が不可欠である事を強調。科学・技術を勉強するに際して「立命館高等学校の生徒には、世界的な視野で物事を考えるようになってほしい。そのため には、若いときに海外での留学を推奨したい。これからも立命館高等学校と立命館大学とで、強力な連携関係を構築していきたい」と強調し、当日参加した約 150名の生徒は、熱心に講演を聴いていた。



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