ニュース・イベント告知

2015年度近畿地区障害学生支援交流会が開催されました

2015年125日、「第三回近畿地区障害学生支援交流会」が開催され、立命館大学からは11名の学生が参加しました。

この交流会は、関西の大学間ネットワークの形成及び活性化を目指す活動の一環として始まり、今年で3回目を迎えます。

今回から学生が企画・実施に関わることになり、立命館大学も午後のグループワークを担当することになりました。

企画した内容は、
「誰もが主体的に学べる授業とは」というテーマで行なうケーススタディ。全参加者がそれぞれ「先生」、「見えない学生」、「聞こえない学生」、「その他の学生(サポート学生ではない)」の立場に分かれ、ディスカッションを行ないました。




参加した学生からは、授業のあり方や障害学生への配慮について、普段は自分の立場からしか考えたことがなかったので、教員や他の学生の立場に立って考えること自体新鮮だったという感想が聞かれました。

ケーススタディでは、「先生は障害学生に対して具体的にどのような配慮が必要か分からないのでは」、「学生から相談に来てほしいと思っているのでは」といった意見が出ました。

またケーススタディを通して、サポートを利用する学生の、サポートを受けることに対する考えや、サポート学生が先生に働きかけた話など、様々なことが話されました。



他大学のアイスブレイク、グループワーク企画ともに、非常によく練られており、学生どうしの交流も深まったようです。

また当日の情報保障やタイムキープ、進行がとてもスムーズだったのが印象的でした。

交流会は回を重ね、年々パワーアップしているように感じます。今回も裏方として交流会を支えていただいた会場校の関西学院大学の皆様には、重ねてお礼申し上げます。




☆写真撮影も全て学生が行なっていたのですが、その写真もとてもすばらしかったので、このページでも少し使わせていただきました。ありがとうございました。