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障害学生の個別避難計画書作成のワークショップを開催しました
2018年10月18日(木)に、立命館大学では初の試みとなる、
障害学生の個別避難計画書作成のためのワークショップを開催しました。
もし学内に居た時に大きな災害が起こったら…。
その際に慌てず、安全な避難ができるように、ワークショップでは、
障害学生を中心とした事前研修、実際に階段を使った避難、
そして最終的には個別避難計画書の作成を、
2名の車いす利用学生と協力に応じてくれた学生14名と共に実施しました。
(事前研修の様子)
まず事前研修では、7/19に教職員向けに実施した
「避難において困難が予想される学生等の災害時対応における研修会」にて
講師を務めていただいた、吉村千恵先生(NPO法人ヒューマンネットワーク熊本)に
アドバイザーとして参加いただき、今回の目的や取り組む内容について、
学生に話をしていただきました。
研修ではグループワークも行い、シミュレーションに取り組む前に
どのような注意が必要か車いすの学生から聞き取りを行いました。
(車いすごと階段を降りる様子)
続いて以学館の階段を使って、安全に考慮しながら、
エレベーターが使えない状況でどのように車いすの学生を避難させるか、
おんぶや車いすごと運ぶなど実際にやってみました。
(階段をおんぶして降りる様子)
最後にシミュレーションした内容を振り返り、またサポートした学生の
意見などを聞きながら、車いす学生が計画書を作成していきました。
今回、はじめての取り組みということもあり、
スケジュールや計画書のフォーマットなど改善すべき点もいくつか見えましたが、
実際にワークショップを行うことで、障害学生をはじめ、
今回サポートをした学生、教職員それぞれにどうやって避難をするか
具体的なイメージを共有できたのではないでしょうか。
次年度以降も、取り組みを継続していきたいと思います。