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03.30

PEOPLE

2018

世界を広げた半年間


伊東 佑香里さん

学科・回生国際経済学科・4回生
出身長野県屋代高等学校

 私にとって中国の大連に留学した半年間は、自分を見つめ直す良い機会になりました。大学入学当初は言葉が通じない外国で生活することに抵抗があり、留学に興味はありませんでしたが、大学生活の中で何か新しい経験をしてみたいと2回生の時に思うようになり、3回生の前期に留学をしました。


 留学をした後では、自分の今までの外国に対する考えが変わるというよりは新しい価値観がプラスされ、世界が広がったように感じました。自分の語学力が不十分な中での、映画、買い物、旅行、現地の人との交流や授業では言葉の壁によるもどかしさを何度も感じました。しかし、その代わりに現地の人や留学先の友達が助けてくれるありがたみ、優しさ、人とのつながりを感じることができました。


 留学中は目標を決め、毎日継続して勉強した結果、目標としていた検定に受かることができ、卒業式の日には、各クラス23人が選ばれる成績優秀賞をもらうことができました。半年間、目標に向かって勉強をした積み重ねは今でも自分の自信に繋がっています。 帰国した後には、外国語専門ゼミという授業の中で中国語の経済学の文書を翻訳・要約しましたが、まだまだ自分の実力不足を感じました。また、4回生前期には中国語クラスのサポートをするなど教える立場にも立つことができました。このように、留学時に培った語学力が帰国してからの新しい経験に繋がりました。


 留学生活の後半は、将来について考えることに時間をあてました。留学において新しい世界を見ることができたことは、社会人になってからも必ずプラスになると思っています。社会人になるまでは準備期間として様々な知識をつけ、4月からは留学中の経験を活かしながら社会に貢献していきたいです。



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