MENU

TOPICS & EVENTS

02.09

TOPIC

2021

【峯俊ゼミ】「大学生観光まちづくりコンテスト2020」で入賞しました!

 峯俊ゼミの1期生である3回生チームが、「大学生観光まちづくりコンテスト2020」において入賞しました。今年は全国の大学から236チームの応募がありました。このなかで、本選(決勝戦)に出場できるのは20チームのみです。大変な狭き門でしたが、そのうちの1チームに選ばれました。

コンテストでは毎年、複数のステージが設定され、観光まちづくりを通じた地域活性化プランが競われます。今年の募集は、「持続可能な観光まちづくりステージ」のみでした。テーマは、「来訪や交流を促進する、ニューノーマル時代を見据えた『観光まちづくり』」です。

 ゼミ生の企画名は、「神楽ひろげナイト!」です。広島県出身の学生が中心となり、自身が幼少期より携わってきた伝統芸能「神楽」を取り上げています。広島県下では神楽が盛んであり、現在も約200チームが活動されています。各神楽団は子供からお年寄りまでで構成されており、毎週練習をされているとのこと。しかし、人口減少のなかで将来的には継承が困難になることが見込まれています。伝統芸能が継承問題に直面した場合、多くは保存会等による継承が図られることになります。これに対し、ゼミ生の企画では、観光まちづくりで「活用」することにより、住民生活のなかで継承していくことが考えられています。

 また、コンテストでは「実現可能性」が重要とされます。この点については、広島県大阪事務所、広島県観光連盟、北広島町、そして鉄道関係者の皆様に、統計データ提供やヒアリング調査等の協力をいただき、練り上げられていきました。

 ゼミ生は企画づくりにあたり、1期生のためノウハウが分からず。併せて、コロナ禍にありましたので、地域での現地調査もできない状況にありました。しかし、メンバーで知恵を出し合い、コロナ禍にあってもできることを探し出し、そして分業して資料作成を行い。夏休みの大半は、この企画づくりに費やした日々となりました。本選結果は、残念ながら観光庁長官賞などの上位には至りませんでした。しかし、ゼミ生には実りの多い経験になったことでしょう。

  尚、本選は12月に埼玉県で開催予定でしたが、コロナ禍のため中止となりました。代わりに各チームで動画を撮影して事務局へ提出する形で終わりましたので、ゼミ生には本選ステージに立ってプレゼンレーションを行いたかったという心残りがあるようです。

(写真は、動画撮影の練習風景です)210209minetoshizemi

BACK