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08.30

PEOPLE

2021

ゼミでの東京一極集中に関する研究活動


中村 彩子さん

学科・回生経済学科・4回生
出身兵庫県立姫路西高等学校

 私は佐藤隆先生のゼミで、地方創生のため、「東京一極集中」を解消すべきかどうかについて研究しています。

 「東京一極集中」は、地方の過疎化や人口減少といった社会問題の一因となる一方で、大規模な市場開拓を可能にするなど「集積の利益」の恩恵をもたらし、日本経済の発展には不可欠です。では東京一極集中は「悪」なのでしょうか? そこで都道府県別、産業別に重回帰分析という統計手法を用い、それぞれの産業の特性が東京一極集中に見合っているかどうかを明確化しました。日本の経済発展を最大限に促進しつつ、地方創生も進めていく「東京一極集中の理想の姿」を導き出すことができました。

 今までにないオンラインでの開催となったゼミナール大会で、初めて論文を発表しました。聞き手自身が考えながら集中して視聴してもらえるよう、専門用語を最小限に抑え、「東京一極集中は完全に解決すべきか?」という質問を発表の最初で投げかけました。先生や先輩方の助言、そして自身が所属する放送部での経験を活かし、何回も練習を重ね、最高のプレゼンで臨むことができました。

 また、今後は自身の視野を更に広げるため海外で働きたいと考えています。そのためにも大学のBBPBeyond Borders Plaza)を活用し、オンラインで様々な学生と英語でのコミュニケーションに努めています。

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