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TOPICS & EVENTS

06.20

TOPIC

2016

認知症サポーター養成講座を開催

6月17日に、「認知症サポーター養成講座」を開催しました。

 


厚生労働省の推計によると、65歳以上の認知症の人は、2012年時点で462万人であり、65歳以上のおよそ7人に1人の割合です。これが2025年には約700万人が認知症になると推計され、65歳以上の5人に1人の割合になります。

 

そのため、厚生労働省は認知症サポーターキャラバン事業を実施しており、全国で認知症サポーターを養成することで、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指しています。

 

経済学部の学生であっても、アルバイト先の飲食店やコンビニエンスストアで認知症の方を接客することがあるかもしれません。あるいは、卒業後の就職先で認知症の方と接する機会があるかもしれないため、認知症について勉強しておく必要があります。

 

また、今年になって生命保険会社は認知症保険の販売を始めるようになりました。これは、認知症高齢者とその家族のニーズをマーケティングした上で、認知症高齢者の増加を大きなビジネスチャンスと捉えているのではないでしょうか。その意味で、高齢者福祉や認知症に対する理解を深めることは、これからの日本経済を知る上で重要な意味を持っています。


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