過労死防止・労働条件に関する啓発授業を開催しました

　2016年12月9日（金）の「企業と雇用システム」（高田好章先生）の講義において、「過労死防止・労働条件に関する啓発授業」（厚生労働省委託事業）を実施しました。

　 昨今、「過労死」をはじめ、労働条件などに関する問題が新聞やニュースで大きく取り上げられ、社会問題となっています。2014年に制定された過労死等防止対策推進法に基づき作成された「過労死等の防止のための対策に関する大綱」においては、「過労死等の防止のためには、若い頃から労働条件をはじめ、労働関係法令に関する理解を深めることも重要」とされています。このことから、厚生労働省は、労働問題に関する有識者および過労死のご遺族を講師として学校・大学に派遣し、啓発授業を行う事業を実施しています。

　本学経済学部においても、厚生労働省委託事業の活用により、森岡孝二・関西大学名誉教授と、全国過労死を考える家族の会の西垣迪世様をお招きし、過労死等の労働問題や労働条件の改善に関する啓発授業を行っていただきました。