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01.20

PEOPLE

2017

留学レポート 立命館・ワシントン大学「持続可能な社会とイノベーション」


森長 拓也さん

学科・回生経済学科・3回生
出身香川県立高松桜井高等学校出身

 私は大学入学当初から、多くの文化に触れ、考え方や習慣の多様性を実感するため留学することを強く希望していました。特に大国アメリカへの留学を希望していました。そして、3回生のときに、大学の留学プログラムに選出され、ワシントン大学へ留学をする機会に恵まれました。私の参加したプログラムには様々の国から留学生が集まっていました。そのため、文化や宗教、習慣の違いを肌で感じることができ、多面的な視野を養う上で非常に有意義な時間を過ごすことができました。また、留学期間は留学先の大学から多くの課題が与えられ、平日は夜遅くまで勉強に追われる日々でした。しかし、週末や冬休みの時には自由な時間が確保できたため、パーティや旅行に時間を費やすことができ、アメリカのライフスタイルを満喫することが出来ました。

 アメリカの生活をより濃いものにするために気をつけた点が1つあります。それは日本人との交流を最小限にとどめたことです。自身の英語を向上させるためには英語に囲まれた環境を作ることが大切です。日本人の友達と行動を共にする方が安心感は得られますが、それが妨げになることがあります。私はこうして積極的に異国の人、もちろんホストファミリーとの交流を深めることにより他の留学生よりも異文化交流が上手く進められたと感じています。

 アメリカは大きいです。私は冬休みを利用して、アメリカ一周旅行を行いました。主要都市を回っている時は毎日、心が踊りました。なぜならテレビでしか見ることのなかった世界に飛び込むことが出来たからです。しかし、この旅行は一筋縄でいかず、「日本ではありえないだろ!」ということが多発しました。詳細は避けますが、これも含めて良い経験になったと考えています。

 最後に、留学を考えている方に心の準備をしておくと良いことを伝えたいと思います。日本は世界で―番、綺麗で最新の技術に囲まれていて、お客様第一の接客、そしてご飯のおいしい国です。異国で生活を行う中で辛い場面に直面することもあります。これに対処するためには強い信念を持っていることが大切です。これがないと留学を楽しいものすることが出来ないと考えています。留学を考えている方は強い信念を持って挑んでください。

 結果、慣れない地で他の国の学生と切磋琢磨しながら努力できたこと、自分自身を俯瞰できたことは良い経験になったと強く感じています。

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