参考資料:オ−ストラリアで

生活する人への助言



1 持参する電気製品を考えて、容量の大きなトランスフォ−マ−を準備せよ。

 

オ−ストラリアの電圧は240ボルトであるので、日本の100ボルト対応の電気製品は電圧を下げる(ステップダウン方式)のトランスフォ−マ−(Transformer)が必要となる。筆者の場合は、電気炊飯器とパソコンの使用、電気髭反りや8ミリビデオ用バッテリ−の充電に必要だったので、日本のあるメ−カ−のものを持参した。ところが前述のように、炊飯器を一度使用したら、ショ−トして壊れてしまった。電気炊飯器はかなりの熱量を必要とするので、小さなトランスフォ−マ−では対応できないので、ご注意。


2 日本で調達し、送るよりも現地で調達せよ

上述の電気炊飯器などは日本のものと同じような質の高いものを望まなければ、現地の店で売っているので、高額の郵送料を支払ってまで、送ることなどしない方がよい。


3 海外旅行保険に入ることは不可欠であるが、携行品の損失・損傷の保証はあまり期待するな。

当然のことながら、海外旅行保険に入っていたので、トランスフォ−マ−が故障した際に、その携行品の損傷の保証という項目に適応すると思い、手続きをしたが、「○○条○○項目の...及びその他の...。」という事項が適用され、請求は認められなかった。保険会社は、そのビジネスのスタイルから考えると、できるだけ支払わないと思われるので、こういった保証はあまり期待しない方がよい。余分な出費とはなるが、現地に到着してから適当な保険に入って、そういった故障や盗難に備えるのも必要であろう。


4 国内旅行や近隣諸国への旅行は時期や場所によって異なるが、現地のパッケ−ジ・ツア−などをうまく利用せよ。

英語でのコミュニケ−ション能力に問題がないなら、現地の旅行会社でお得なパッケ−ジ・ツア−を使って国内旅行をした方がよい。その場合、直接利用したい航空会社のパッケ−ジ・ツア−担当カウンタ−へ行って予約すると、旅行代理店のリベ−ト分だけ安いものが入手できる。英語力にやや問題がある方は、幾つもある日本の旅行会社現地支社へ行けば、日本語の話せるオ−ジ−や日本人の担当者がいるので、同じように割安なパッケ−ジ・ツア−が利用できる。いづれの場合も1週間以上前に予約をすることが必要である。旅行代理店は8日前までしか受け付けないので注意されたい。


5 情報収集に現地で入手できる新聞、雑誌、ガイドブックなどを大いに利用せよ。

日本食レストランや日本食料品店、日系のホテルなどにて、無料の日本語の新聞・雑誌・ガイドブックが入手できる。地元のさまざまな情報を入手するためには大変役立つ。当然同様に英語のものもショッピングセンタ−などにあり、その中にはデイスカウントが得られるク−ポン券が入っているものもあるので、それを使用すると割引が受けられる。


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