講義内容・テ−マ

 異文化コミュニケ−ションの中でも重要な異文化衝突を中心に考察し、ケ−ス・スタデイから得られる見識を自己啓発に活かすと共に、それらをまとめ、発表する能力の向上を目指す。

授業の流れ(スケジュ−ル・内容などの計画)

 異文化衝突とは、異なった文化が接触する時、それら文化を形成する慣習、価値観、生活様式、コミュニケ−ション・スタイルなどの違いが原因で生じる文化摩擦を言うが、そういったケ−スが生じる背景や行動の原因(文化の深層構造)を探る。

 異文化コミュニケ−ションの基礎講義の後、毎週異なった異文化間のジレンマについての解決方法を模索するスタイルの授業展開をする。また、各自が興味を持っている異文化衝突についての情報収集をまとめる個別プロジェクト研究をし、最後の

2週を利用し、Power Pointを使って英語でオ−ラル・プレゼンテ−ション(OP)をする。なお、OPでは他学生から評価(peer-to-peer evaluation)される。

評価方法・基準:授業参加度、レポ−ト提出の量と質、

OPに対する発表そのもののと最終的に提出するPPファイル内容の評価を統合して最終評価が与えられる。

テキスト:指定テキストはなし。随時

Webファイルまたはハンドアウトとして提供。

参考書:八代京子ほか共著

(1998).『異文化トレ−ニング - ボ−ダレス社会を生きる』三修社

その他:レポ−トなどは電子メイル経由で担当者へ提出するが、各自フロッピ−

(2HD)ないしOPMO(230MB)1枚用意すること。