次のように変えてみましょう．赤，緑，青で表示されている部分が，主な変更・追加箇所です．

次のようになれば成功です．

表は，「TABLE」タグで指定されます．そしてこのオプションは，表全体の特性を指定します．ここで登場したオプションの意味は次のようになります．

表の各セルは，次のように指定します．まず，表の横方向に並べたいもの（上の例では「ねこ1」，「ねこ2」…）を，<TD>と</TD>ではさんで，順に上から並べていきます．つまり「TD」タグは，その間にはさまれているものが一つのセルであることを示すものなのです．しかし，それだけでは，一行の横にながーい表になってしまいますから，改行する必要があります．その役割を果たすのが「TR」タグです．<TR>と</TR>で囲まれた部分が，表の一行として表示されます．

上の例では，すべての「TD」タグに「width=""」のオプションがつけられています．これは各セルの幅の大きさを指定します．ここでは「%」値で指定していますが，ピクセルで指定することも可能です．また，「ねこ1」のセルを見てください．「align=""」オプションをつけることで，セルの中の文字の配置を指定することや，「bgcolor=""」オプションをつけることで，セルの背景色を指定することもできます．

ファイルを次のように変えてみてください．赤で表示されている部分が，主な変更・追加箇所です．

次のように表示されれば成功です．

「rowspan=""」は，複数の行を結合させるためのオプションです．「""」に入る数字は，結合される行の数を表します．

次に，ファイルを次のように変えてみてください．赤で表示されている部分が，主な変更・追加箇所です．

次のように表示されれば成功です．

「colspan=""」は，複数の列を結合させるためのオプションです．「""」に入る数字は，結合される列の数を表します．

以上で入門編は終わりです．ここで紹介したタグやそのオプションは，htmlタグの一部にしか過ぎませんが，これだけ知っておけば，大体基本的なことはできると思います．もっと凝ったページを作りたい人は，ホームページ作成の入門書がたくさん出ていますし，その中には，もっと多くのタグの説明がありますので，それらを参考にして，凝ったページつくりにチャレンジしてみてください．

なお，このページは次の二つの入門書を参考にしています．

1. (株)シーズ『改訂新版 HTMLポケットリファレンス』技術評論社，1997，1490円．
2. 森健二『はじめてのホームページ HTML入門』秀和システム，1999，1000円．

また，ホームページ作成用の素材をフリーで提供するサイトもたくさんあります．こうした素材はカラフルなページつくりには欠かせません．手始めに，次のサイトをのぞいてみてはどうでしょうか．

牛飼いとアイコンの部屋

なお，サイトによっては，その素材の使用に厳しい条件をおいているところもあります．使用条件をよく読んでから使いましょう．