MENU

TOPICS & EVENTS

03.01

PEOPLE

2018

胸を張れる留学生活


前中 瑞希さん

学科・回生国際経済学科・4回生
出身愛知県立刈谷高等学校出身

 私は三回生の一年間中国・大連外国語大学の交換留学プログラムに参加しました。参加した経緯は二つあります。一つ目は一回生後期に一ヶ月の留学プログラムに参加し、そこで初めて中国人と触れ合い、自身の語学力の未熟さ、そして中国人、日本人学生の学問に対する意識の違いを目の当たりにし衝撃を受けたことです。そして二つ目は二回生時に日中学生交流団体の合宿に参加し、中国人とディスカッションをした際、言語の壁でスムーズに進まず、建設的な議論ができず歯がゆい思いをした経験から、この壁を乗り越えた先にしか見えない日中関係が存在すると確信し、言語を習得しもう一度中国人の方と話し合いたいと思い、以上の二つの理由からプログラムの応募を決めました。

 留学した当初は思い通りに人と会話することができず孤独感、劣等感で本当に辛かったです。しかし毎日授業に参加し、自主的に中国人と会話練習を重ね、中国人だけでなく、様々な国の留学生と触れ合えるようになり、一つの言語で世界中の人と繋がることができた気がして感慨深くなりました。

 また日本ではできない貴重な経験として、学祭でダンスに挑戦し、外国人と仲を深めたり、中国の映画に出演する機会もいただきました。そして夏期休暇期間にホームステイをし、日中関係など中国人とディスカッションすることができました。

 

 また留学中に自身がやりたいこと、社会に何が貢献できるかなど一年間かけてじっくり吟味することができ、その過程で自身の就職活動の軸ができたため、帰国後の就職活動においては、結果的に第一志望であった企業から内々定をいただきました。

 このプログラムに参加したことは私にとって人生の大きな転機となり、参加してよかったと自信を持って言うことができます。私がみなさんに伝えたいのは、留学にただ参加するのでなく、何か目的、目標を持つことで自分自身の成長を感じられ、留学後も誇りを持って話せる経験になるということです。


BACK