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04.01

PEOPLE

2018

英国留学プログラムへの参加と気付き


谷野 百香さん

学科・回生国際経済学科・4回生
出身立命館高等学校

 私は将来、国際企業間での取引を扱える税理士になりたいと考えています。

私が海外に興味を持つようになったのは、中学生の時に初めて海外に行き、感じた「空の広さ」です。空についてはよくある話しかもしれませんが、その当時の私にとってはとてもシンプルで、そしてダイレクトに世界の広さを自分の中で強く認識した感覚であり、それが今でも海外に興味を持ち続けている原動力にもなっています。


 私が参加したプログラムは、歴史が深く世界の主要都市であるロンドンにおいて語学学校で英語を学びつつも現地にある日本企業やその日本企業を手助けしているような機関に訪問し、お話を聞くことができるという今年からできたプログラムでした。税理士試験が近づく前のラストチャンスだと思い応募し、イギリスへのチケットを手にすることが出来ました。


 行ってみるとロンドンは多種多様な文化や人の集まりであり、そこには前から暮らしていたような、そんな安心感と居心地の良さがありました。企業訪問では大阪ガス、国際協力銀行や欧州三菱商事、日本貿易振興機構(JETRO)を訪れ、英国で日本の企業のために何を行っているのか、日本だけに絞らず海外に展開していくことの難しさや重要さなどを、現地で働く方の生の声を聞くことが出来ました。その中で、ある方が私達にかけてくださった「結局、好きな事をしている人には勝てないんですよ。だから好きな事を見つけて、それを突き詰めていって下さい」という言葉が強く印象に残っています。人一倍もの大きな努力は好きなことだから出来る。単純なことであり、かつ重要なことを改めて気付くことが出来ました。


 私は海外が好きであり、人と関わることも好き、そして人や企業の支えや手助けになるようなそんな職につけたなら、その「好き」がきっと自分の努力を後押ししてくれると思います。この素晴らしい経験を胸に、将来へと歩んでいこうと思います。


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