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TOPICS & EVENTS

06.13

TOPIC

2022

G-ALPs企画「英語で語る、留学生の目から見た日本」が開催されました

519日(木)の4限に、1回生の必修科目である基礎演習の授業の一環として、G-ALPs(Global and Active Learning Programs)企画、「英語で語る、留学生の目から見た日本」が、対面・Zoom同時進行のハイブリット形式で開催されました。

 対面だけで約250名、Zoomと合わせて約300名が参加するなど、大変盛況な企画となりました。

 この企画では、立命館大学大学院経済学研究科の留学生3名をゲストスピーカーとしてお招きし、全て英語で、自身の生まれ育った国や地域について紹介し、また留学生から見た日本について、プレゼンテーションしていただきました。また発表後は、参加者を3グループに分け、グループ単位で3名の留学生とそれぞれ質疑応答を行う機会を設けました。参加した学生たちは、最初こそ戸惑っていたものの、英語で頑張って質問をしていました。

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ナイジェリアからの留学生、ウスマンさんは、ナイジェリアの民族衣装で登場し、ナイジェリアの概要や、日本とナイジェリアの関係、留学生としての日本での生活などについて、身振り手振りを交えて熱く語ってくれました。とりわけ、ナイジェリアでは英語を公用語としつつも500以上の言語が話されていることや、英語や英語でもイギリスやアメリカとは異なる表現が多数あることは、参加者にとって驚きだったようです。また、ウスマンさんによると、民族衣装の帽子については、被り方や一部の曲げ方を変えることでオシャレを演出できるようです。

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フィリピンからの留学生、ファベーラさんは、フィリピンの特徴や、日本に来て受けたカルチャーショックなどについて、とても明るく分かりやすく紹介してくれました。フィリピンは、7,500以上の島々で構成され、大変美しい山々や海岸がたくさんあるそうです。ファベーラさんは、動画も交えて、フィリピンの美しい自然風景を紹介してくれました。また、日本に来て驚いたのは、何といっても、卵まで「生」で食べてしまう、生食文化だそうです。

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最後に中国の留学生、リンさんが、中国の概要や、発展段階、産業構造、成長モデルなどについて、中国と日本との違いを、とても冷静に分かりやすく解説してくれました。リンさんの出身である上海では、大都会のため様々なレストランがあり、中国にいつつも世界各国の調理が楽しめるそうです。ちなみに、日本では、餃子は「おかず」ですが、中国では、「主食」になるそうです。

 3名の留学生からは、留学を考えている皆さんに対して、メッセージもいただきました。

ウスマンさんは、「なぜ留学するの?」ではなく、むしろ「なぜ留学しないの?」と問いかけてくれました。ご自身の経験からも、もちろん留学すれば様々な困難はあるかもしれないが、「後悔はしない」そうです。ウスマンさんの言葉を借りれば、「世界を探索しましょう」!

ファベーラさんからは、留学を目指す学生に対して、「夢を見続け、可能性を広げ、情熱を見つけ、好きなことを追求し、そして社会に貢献してください」というメッセージをいただきました。

そして、リンさんは、留学した際の心構えとして、「コミュニケーションや外国の文化を偏見なく受け入れること、自分の思いを大切にすること」の重要性を指摘してくれました。
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 発表後は、3グループに分かれて、質疑応答が行われました。英語ということで、最初はためらいや戸惑いもあったようですが、質問者に対する、留学生のとても丁寧で温かい対応などから、一度質問が出た後は、総じて活発に質問が出されていました。ウスマンさんは、質疑応答コーナーでも、参加者にナイジェリアの紙幣を回覧して見せてくれるなど、参加者を楽しませてくれました。ウスマンさん、その後、お金を全額回収できました?

 企画終了後に行われたアンケートの結果では、「ナイジェリアやフィリピンでは、英語以外でも多くの言葉が話されていて驚いた」、「出身国によって英語の発音が異なることが勉強になった」、「留学生から指摘されて、改めて日本文化の特徴が分かり面白かった」といった声が多数寄せられました。また、「これから留学を考える上で、留学生からのメッセージはとても励みになった」との声も聞かれました。

一方で、「遠慮して質問できなかったが、しておけば良かった」との声もありました。

皆さん、留学生からのメッセージにもあったように、コミュニケーションは重要です!過度に遠慮せず、積極的に質問し、大学生活において、自分の可能性を広げていきましょう!

  本ホームページのTOPICS & EVENTSでは、引き続き多様なG-ALPs企画について紹介いたしますので、ぜひご覧ください。

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