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財務省近畿財務局との連携授業「経済分析セミナー」を実施しました
2022年5月25日(水)に財務省近畿財務局から講師をお招きし、「実践経済演習Ⅱ(統計分析クラス)」の授業において、「経済分析セミナー」を開催しました。このセミナーは「経済学部公務・行政プログラム」の一環として実施した企画です。近畿財務局とは、近畿2府4県において、経済調査、金融機関の検査・監督、予算執行調査、災害復旧、国有財産の管理等の業務を行う財務省の地方機関です。
近畿財務局総務部経済調査課長の永山孝明氏から、「関西経済の現状について」と題して、コロナ禍が関西経済にもたらした影響や昨今のウクライナ情勢が経済のどの部分に影響を与えているかなどを様々な統計資料をもとに分かりやすく解説いただきました。行政機関において、データがどのように活用され、それがどのように政策に活かされているかを、具体的に学ぶことができました。データ分析に当たっては、多角的な視点から考察が必要であることや、データの背後にある現実の状況への洞察が必要であることなど、今後の統計分析の学習に役立つアドバイスをいただきました。
また、希望者を対象として、総務部人事課長の中田慎一氏より、近畿財務局の業務と財務専門官の役割についてお話しいただきました。先に挙げた業務のみならず、地域の課題解決のため、地域連携・地域貢献の取り組みも行われていることや財務専門官としてのキャリアパスについても説明していただきました。
財務専門官に関心のある学生は以下のサイトをご参照ください。
https://lfb.mof.go.jp/kinki/soumu/pageknkhp00300011.html